SSブログ

ゲームレビュー 『灰色都市 本格サスペンスドラマゲーム 』 for Android (2015/08/23) [ゲーム]

20150823_Screenshot_2015-08-23-11-25-41.jpg今回ご紹介するのは、スマートデバイスのゲーム、『灰色都市』です。
私は、昔で言うと神宮寺三郎や、ファミコン探偵倶楽部といった本格派ミステリー・サスペンスアドベンチャーゲームが好きだったりしますが、最近、そういったゲームって少なくなったような気がします。探し方が悪いのでしょうか。
ともあれ、Androidでそういった系のゲームを見付けたので、プレーしてみました。

20150823_Screenshot_2015-08-23-11-23-19.jpgゲームの感触は正に私の好きなタイプで、良い感じです。リアル系に描かれたグラフィックは、大人が電車の中で見ていても恥ずかしい思いをしなくて済むレベルかと思います。まぁ、恥ずかしいとかその辺の基準は人によって異なるのでしょうが、少なくとも大人が幼児向けアニメを見ているような違和感はないかと思います。
ゲームの対象年齢が高めなのは、文章表現や、展開、使用されている用語からも分かります。ポチポチボタンを連打していれば終わるようなゲームではないので、ざっと高校生以上が対象なのではないでしょうか。(もちろん、中学生では楽しめないということではないです)

20150823_Screenshot_2015-08-23-11-29-55.jpgゲームは本格派サスペンスで、前述の通りボタンをポチポチ押していれば終わるようなゲームではありません。物語の展開や状況を理解し、適切な行動を取らなければゲームオーバーになってしまいます。
プレーヤーが推理しなければならない場面も多々ありますが、ちゃんと考えれば自ずと正解が見えてくるようバランスが調整されています。そのため、ノーヒントで全選択肢を試してみる、といった荒々しい局面には遭遇しないことでしょう。
プレーヤーは敵勢力側も含め、複数のキャラクター視点でゲームを進めるようになっています。特殊技能の違いや推理方法の違いなど、それぞれキャラクターの特色に合った展開となる上、一つの物語を複数の角度から見ることになるので、ストーリーにより一層の深みがでます。

20150823_Screenshot_2015-08-23-11-27-20.jpg推理するために必要な情報は、全てアーカイブされており、容易に参照することができます。
アーカイブの量は豊富に有り、きちんと推理しなければならないこのゲームの性質からすると、とてもうれしい機能です。コンプリートの要素もあるので、その点でも楽しめます。

20150823_Screenshot_2015-08-23-11-26-35.jpgゲームはフィルムを消費することで、新しい展開へ進むことができます。フィルムは有料ですが、毎朝5時に自動補充されるので、無料でプレーする場合、毎日少しずつなら進めることができます。私も毎日自動補充されるフィルムでゲームを進めています。

そうそう、音声をダウンロード(無料)すればキャラクターのセリフに声が乗るようになります。個人的には、ゲームに音声は不要だと考えているのですが、このゲームに限ってはリアリティ路線ということもあり、良い感じにマッチしています。
絵柄も綺麗ですし、ゲームとしての完成度は高いと思います。
タグ:レビュー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゲームレビュー 『積層グレイブローバー』 for Windows (2014/07/02) [ゲーム]

20140702_SS08.jpg今回の紹介は『積層グレイブローバー』です。自動生成ダンジョン、毎回Lv1からスタート、途中セーブなし、といういわゆるローグ系のRPGです。

20140702_SS06.jpg完全ローグ系となると少し遊びにくかったりするので、そのあたりは強くてニューゲーム的な遊びやすくするチューニングがされています。具体的に言うと、武器・防具・アイテムの持ち込み可、オートマッピング、途中帰還アイテムの持ち込み可、事前ドーピング可などです。
キャラクターの性格付けを含め、ストーリーもしっかりしていますし、なかなか遊べると思います。

20140702_SS05.jpg
基本的には地下へ深く深く潜って行くことになるのですが、10層毎に中ボスがおり、その中ボスを倒すことが直近の目標となります。
また、ストーリーも中ボスを倒すことによって進展していきます。(中ボスのストーリーへの関与はなく、中ボスを倒して帰還すると物語が進展するといった形です)

20140702_SS07.jpgアイテム探索要素もあり、発見して持ち帰ったレアアイテムは競売に掛けることができます。一応、このゲームのウリのようなのですが、味付けがちょっと単調なような気がしていて、今のままだと評価なしかマイナス評価という印象です。
ネタバレで言ってしまいますが、レアアイテム自体、そこそこ良い値の最低売却価格が保証されているのに加え、競売をがんばっても通常は20~30%増しぐらいにしかならないので、あんまりがんばる価値がないように思います。
また、収集してきたレアアイテムが10個を超えることもしばしばなので、全てのレアアイテムに対して真面目に競売をやっているとなかなか面倒だったりします。

まぁ、相手の興味や、交渉の仕方といったパラメータ、競売スキルの発動などを味付けしてあり、競売という試み自体は良いアイデアだったのではないかと思います。

20140702_SS03.jpg通常戦闘もちょっと単調かなぁという印象です。基本的にに何も考えずに攻撃ボタンを連打です。(笑)
豊富な魔法・スキルが用意されていますが、私個人はボス戦以外に使ったことがないです。
でもまぁ、探索がメインであり戦闘はおまけみたいなものなので、変な小細工をしなくても戦闘に勝てるというこの単調さは逆にプラス評価かもしれません。

気になったのはBGMのボリュームが大きい割に調整機構がないこと。
ただゲーム自体は(ツクール系だから?)とても安定しており、ゲーム中に不慮の事故でゲームが落ちるといったことはないので、安心してプレーに望めます。暇なようでしたらぜひいかがでしょうか。
タグ:レビュー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゲームレビュー 『悠遠物語』 for Windows (2013/04/27) [ゲーム]

20130427_SS05.jpg
今回の紹介は『悠遠物語』です。錬金術系のモノ作り+RPGという、まぁ傾向としてはマリーのアトリエ系のゲームですかね? モノを作って店先に並べ、売り上げを活動資金にします。また作った武器や防具、回復アイテムは自分で使用することもできます。

20130427_SS01.jpg

20130427_SS06.jpg

一日の単位の中での朝昼晩といった時間概念はありますが、基本的にイベント発生に関する時間的な制約はないため、キャラクターが強くなるまで材料集めやアイテム制作をずっと続けていても構いません。そういった意味でのんびりプレーすることができます。
物語は章で区切られています。章は一つの小さなシナリオで小気味よくまとまっており、サクサクと進むといった感じです。

20130427_SS04.jpg

戦闘はアクションRPGです。私は最初、キーボードでがんばっていましたが、途中からゲームパッドでプレーするようになりました。武器は剣・本・槍など数種類あり、攻撃アクションやディレイに特色付けがしてあります。

20130427_SS03.jpg

ちなみにスクリーンショットに使用していますが、赤っぽいキャラクターの彼女は主人公ではありません。イベントとしてはサブキャラクターにスポットライトを当てたレアな部分です。ちょうどスクリーンショットを撮ったタイミングが彼女だったので…。まぁ、実際にプレーしてみて下さい。
タグ:レビュー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゲームレビュー 『帽子世界』 for Windows (2013/02/18) [ゲーム]

ファイナルファンタジー2は自由度が高くて好きですね。広い意味で同系列に位置する自由度の高いゲームとして、ロマンシング サ・ガや、サガフロンティアが挙げられます。
そんな中で見付けた窓の杜の「帽子世界」の記事。ゲームシステムはしっかり作られていそうなので、プレーしてみることにしました。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/shumatsu/20130215_587819.html

20130218_0003.jpg
ゲームシステムは思ったよりしっかりしていました。というより、失礼な表現かもしれませんがちゃんと遊べます。こういった自由度の高いシステムはバランスの調整が難しく、調整が甘いと良い意味でも悪い意味でもステキなゲームになってくれたりします。(自由度が高すぎ、序盤でラストボスを撃破できるぐらいまで成長できてしまう、など)
中終盤までゲームをプレーしてみましたが、ゲームバランスの悪さは感じませんでした。(むしろ良くできていると思います)

20130218_0011.jpgゲームのシステムはめちゃめちゃロマンシング サ・ガにインスパイアされてますね。特に武器の系統や熟練度、技の閃きや見切り、戦闘時の前列・中列・後列など。ロマンシング サ・ガが好きな人は、より十二分に楽しめると思います。(技の名前も、乱れ雪月花やらスカイドライブやら…)
ゲームの流れとしては、キャラクターを成長させながら様々なワールドを攻略していくといった感じです。各ワールドには管理者がおり、管理者の証として帽子を有するという…とまぁ、細かい話は説明が面倒なので、実際にゲームをプレーしてみて下さい。

キャラクターのパラメータはHP(ライフ)やMP(ソウル)、戦闘能力値があり、戦闘中に勝手に上昇します。自分と敵の強さの差を見ており、能力差が大きい場合(=自分が弱い場合)は成長しやすくなっています。
武器や防具、アイテムは全て材料から制作します。お金の概念はなく、敵のドロップやフィールドに散乱している材料とクリスタルを消費して制作することになります。また、クリスタルについてはキャラクタースキルの強化にも必要となります。

20130218_0005.jpg
単純に遊んで楽しむというだけであれば、ゲームの難易度は高くないと思います。
・デスペナルティーが一切ないこと
・オートマッピング完備されていること
・敵が可視化されていて、ジャンプで飛び越えれば戦闘を回避できてしまうこと
・HP回復の手段が複数用意されており、かつ、回復にそれほどコストを要しない(手軽である)こと
・ロマンシング サ・ガ風だが戦闘回数に制約がないこと(エンカウント数に応じて敵が強くなることがない)
・ゲームの世界観が明確で、ゲームを進める上での目的がはっきりしていること
など。それでいて自由度はちゃんと維持されています。技や魔法はスキルツリーにポイント振って技能を強化していきますが、全てのキャラクターで共通になっており、装備の制約もありません。
ただ、私の環境ではごくまれに不正なエラーが発生してゲームが落ちてしまいます。何度も発生するので、ゲームをプレーしたバージョンは若干不安定かもしれません。(私のWindows7環境が悪い可能性もあります)
なお、後述するようにニヤッとする演出(?)も盛りだくさんなので、元ネタを知っていれば楽しさ1.5倍かもしれません。

Final○antasy6の魔列車?
20130218_0012.jpg


ゲゲゲの鬼○郎のバックベ○ード?
20130218_0013.jpg


イ○ロー?(笑)
20130218_0007.jpg

タグ:レビュー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゲームレビュー 『巡り廻る。』 for Windows (2012/01/23) [ゲーム]

私の好きなゲームは、ファミコン時代のドラゴンクエスト2やファイナルファンタジー2だと言うと、私の好きなゲームの性格や難易度が分かるかと思います。まぁ、一言で言うと自由度が高く試行錯誤しながらやり込めるゲームが好きですね。
そんな中で見かけた窓の杜の「巡り廻る。」記事。本来、ツクール系で作ったゲームはあまり好きではないのですが、コンセプトに惹かれてやってみることにしました。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/shumatsu/20120120_506265.html

20120123_Meguri_Opening.png
プレイしてみた感覚としては、ルナティックドーンといった感じでしょうか。依頼所でクエストの依頼を受け、依頼を達成したらお金が貰えるというのは正にルナティックドーンのシステムです。ゲームとしての難易度や序盤の進め方もそういった雰囲気です。(ルナティックドーンを知らない人は、ロマンシング サ・ガあたりを想像すると良いでしょう)
ゲームの中には時間の概念があり、宿や船便の時間帯など基本的に全てが影響を受けます。夜は敵が強くなるようです。平原や森といったフィールド地形の特性は、後述するエンカウントのボタンを押すタイミング(猶予時間)に影響するようです。
荷馬車に荷物を積むのですが、その積載容量なども考える必要があります。(アップグレード可能) 食料の概念もあるため、飢餓状態にならないよう定期的に食事を摂る必要があります。

ゲームの中では基本的に何をしても構いません。依頼所の依頼を黙々とこなしても良いですし、敵を倒して成長を図っても構いません。そんな感覚もルナティックドーンですね。
エンカウント方式は独特のシステムを持っており、フィールドマップで“有利な条件で敵と遭遇(こちらが発見)”あるいは“不利な条件で敵と遭遇(敵に見つかる)”することで戦闘になります。前者はボタンを押すと攻撃を仕掛けられ、後者はボタンを押すと戦闘を回避することができます。
街道を歩いている限り、ボタンを押すタイミングにはかなり余裕があるため、街道を移動するだけであれば全ての戦闘を回避することも容易です。
20120123_Meguri_Idou.png


戦闘には前・中・後列、右・中央・左列の積の合計9マスで隊列という概念があり、装備する武器や使用するスキルによって攻撃可能な範囲が制限されます。戦闘によって武器レベルが上がれば新しいスキルを覚えていきます。
20120123_Meguri_Battle.png


マニュアルや攻略法というのをみていないのでどういうスタイルが正解なのかは分かりませんが、とりあえず序盤だけプレイしており以下のように進めてみました。
・依頼は輸送のみを受ける(高収入目当て)。基本的に世界全体を反時計回りに回るようにし、行き先が届け先になるよう効率よく受け続ける
・仲間は最初にPTに入れてしまわず、上記の移動中に気に入ったキャラクタを見つける
・エレメント(換金源)はすぐに売却せず、高利率の場所で換金する。また適度にストック上限値を上げる
・お金が貯まってきたら装備を調える(基本的に敵からは逃げるので優先度は高くない)
・船便は9:00~15:59しか動かないようなので、空いた時間は町の周辺で敵を倒して暇つぶしをする
・食料は買わず、町を回るタイミングで飲食店で食べる
20120123_Meguri_Irai.png


とまあそんな感じでプレーしています。ルナティックドーンというキーワードに懐かしいと思われる方、プレーしてみてはいかがでしょうか。
タグ:レビュー

共通テーマ:日記・雑感

スカッとゴルフ パンヤ 「ログインサーバに接続できません」 (2010/11/26) [ゲーム]

スカッとゴルフ パンヤを、初めてやりました。なかなか楽しかったです。
昨日、たまたま早く帰れたこともあり、友人とまたやってみようという話になったわけですが、どうもおかしいのです。友人は問題なくゲーム内にログインできているのに、私は「ログインサーバに接続できません」と表示され先に進みません。先日プレーした際は、問題なくできていました。
とりあえず、原因究明のための切り分けです。

(1) 怪しいフリーソフトを終了させてみる
 何が怪しいのか分かりませんが、とりあえず先日プレーした際に起動していなかったアプリケーションを全て終了させました。 → ログインサーバに接続できません
(2) パソコンを再起動してみる
 Windowsだと常套手段ですね。 → ログインサーバに接続できません
(3) OSを変えてみる
 常用しているのはWindows7ですが、XPのパソコンも存在するためXPで同様にインストール・起動してみました。 → ログインサーバに接続できません
(4) 会社を変えてみる
 実は、スカッとゴルフ パンヤはオリジナルを@gamesで提供していますが、ハンゲームにも提供しています。今までは@games側でログインを試していたため、ハンゲーム側で同様にインストール・起動してみました。 → ログインサーバに接続できません
(5) DNSサーバを最新にする
 うちはローカルにDNSサーバが存在するため、もしかしたらルートサーバの情報が古かっただけかもしれません。ルートサーバの情報を更新してみました。 → ログインサーバに接続できません
(6) DNSサーバを変えてみる
 ISP提供のDNSサーバだとどうでしょうか? → ログインサーバに接続できません

ここまで来ると難解障害ですねぇ。友人は問題なくログインできているため、ISP側で個別接続制限でもしているのでしょうか。ちなみに障害報告には同様の事例は一件もありませんでした。

(7) 複合要因で試してみる
 XPパソコンに@gamesのクライアントを新規インストールしてみました。このパターンでは、インストール終了後にパッチ当ての動作を行うようです。…と、パッチがうまくあたりません。ファイルをダウンロードしようとして失敗します。
 と、ここに来て閃きます。そう、我が家で立てているHTTPプロキシです。ここまで調査して異常が判明できないということは、我が家ならではの何かに原因があると思った訳です。しかしパンヤにはプロキシを設定する項目なんてありませんから、とりあえず怪しいと思われるIEのプロキシを外してみました。
 ゲーム内部のログインにIE指定のプロキシサーバを経由しているとは夢にも思いませんでしたが、ビンゴ! パッチが当たるようになりました。Windows7でも同様にプロキシを外してみたところ、無事ログインまでできるようになりました。

うちのsquid、変な設定してたかなぁと。制限しているとしたら、接続先ポート??

共通テーマ:日記・雑感