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中古のFortigateについて その1(2023/05/23) [ネットワーク機器]

ファイアウォールアプライアンスとして、Juniper SSGにはお世話になったものですが、最近はすっかりFortigate一色ですね。他の選択肢をとるならPaloaltoなんてものもあるようですが。

個人的にFortigateは接点があまりなかったのですが、いざ実際に使ってみたところなかなか面白いですね。基本的に必要とされる機能が、一通り文句ないぐらいの作り込み度合いで実装されています。
Fortigateの便利さに慣れてしまうと、CISCOルータが随分とショボく見えてしまいます。

Fortigateの機能でよく分からなかったもの一つに、ライセンスの定期アクティベーションがあります。一般にUTM機能を利用する場合はシグネチャの「更新」は必要ですが、Fortigateは基本のファイアウォール機能の使用だけでも、定期的にアクティベーションを行うようです。

ファイアウォール機能は基本機能ですし、特別な追加ライセンスを必要とするものではありません。通信環境によっては、インターネットに接続できない完全オフラインで使う場合もありますので、オンラインの定期アクティベーション行為は必須なのか?と疑問に思ってしまいます。
裏を返せば、保守・ライセンス切れの中古Fortigateを買ってまともに使えるのか?ということですね。

私の個人的な調査の結果、結論から言えば
問題なく使えるようです


私の調べた限り、UTM系のシグネチャ更新を除けば、オンラインのアクティベーション通信で以下を更新しているようです。
 ①ISDB(Internet Service Data Base)
 ②Geo-IP

その2へ続く。



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