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Interop Tokyo 2021に行ってきました その11(2021/05/24) [雑記]

Interop Tokyo 2021に行ってきました。
収穫というか面白い商材についていくつか紹介していきたいと思います。

■株式会社フィックスポイント様
目新しい商材としては一番面白かったかもしれません。
カジュアルな私服姿の学生のような人達がブースに立っており、最初、どこかの大学の研究室か何かと思ってスルーしようとしたのですが、話を聞いてみたらちゃんとした企業ブースでした。
運用の自動化がコンセプトで、Kompira(こんぴら)という商材のようです。こんぴらと聞くと、香川の金刀比羅宮をイメージしますが、やっぱりそっち方面に由来があるらしいです。(詳しく聞いたのですが忘れてしまいました。すみません)

・Kompira AlertHub
Hubと名前を冠しているように、アラートの集約ができます。システムから発報される異常メールを、クラウドのAlertHubが一時受けし、AIが賢く処理してくれます。
例えば、昼と夜でその後の通知先を変えたり、アラートに評価値(深刻度)を設け、アクションを変えたりすることができるようです。重要度に重みを付けることができるので、過敏に飛び交う大量のアラートメールをマイルドに緩和したりすることもできます。
スタンダードプランで月額55,000円とのことです。

・Kompira Pigeon
鳩ってことは、やっぱり伝書場所ってことなんでしょうか。
連絡手段として、自動電話を組み込めるようになるプラグイン的なサービスです。AlertHubからの連携だけでなく、主要なところでZabbixやJP1からも連携できるようです。
重要なサービスに関する障害は、やはり確実な電話通知で欲しいところ。しかし有人監視サービスは高いですし、夜勤当番を設けるのも大変です。自動音声ではあるものの、確実にコールが掛かってくるのはうれしいですし、万が一電話を取れなくても自動化の強みというか、ちゃんと後続者に連絡を取ってくれます。
ライトプラスプランで、月額77,000円とのことです。

・Kompira Sonar
ソナーと名前の通り、ネットワークデバイスを探索してくれます。
ガバナンスがきちんと効いている会社であれば、ネットワーク上に勝手な機器が増えたりしないのでしょうが、各部署が機器購入権やプチ管理権を個別に持っていたりすると、何が何だかカオスな状態になります。
対応策としては、きちんとガバナンスが効くように組織構造や運用方法を変えるか、それが難しいのであればこういった定期的なネットワークスキャンでネットワークを監視することです。Kompira Sonarは、拾える情報はなるべく拾ってくれるようで、無駄な空中戦は少なくなることでしょう。
スタンダードプランで月額55,000円とのことです。

・Kompira Enterprise
これはよく分かりませんでした。感覚的には、コンサル+自動化フロー開発といった感じでしょうか。アウトプットとしては、このような例が書かれていました。
・システム障害対応自動化
・アカウント発行業務自動化
・NW機器設定変更自動化
・SSL証明書管理自動化
価格帯も時価のような記載になっています。


タグ:Interop
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PagerDuty..
by お名前(必須) (2022-05-24 11:55) 

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