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Interop Tokyo 2021に行ってきました その4(2021/04/22) [雑記]

Interop Tokyo 2021に行ってきました。
収穫というか面白い商材についていくつか紹介していきたいと思います。

■UiPath株式会社様
ちょっとやらかしてしまった企業様です。ノベルティで配布したハーブティーに賞味期限切れのものが含まれる可能性があるということで、お詫びのメールが来ました。私のハーブティーも賞味期限切れ(2021年1月)でした。

20210422_UiPath.jpg


まず一言言わせてもらうと、
何の問題もありません。


ノベルティとして、うまい棒やポケットティッシュ、ヤクルトや紙パックのジュースを配布する企業もある中、「ハーブティー」というオシャレなチョイスに感動しました。別にノベルティ目当てにブース訪問している訳ではありませんが、ちょっと変わったもの、もらって嬉しいものという点で非常に好印象です。
また、雨降って地固まると言いますか、「UiPath株式会社」という会社名は、一連の騒動で強く記憶に残ることになりました。展示会ではいろいろなブースが乱立するので、良くも悪くも名前を覚えて貰えた点はプラスではないでしょうか。

まあ、賞味期限切れてても自己責任で飲みますけどね。最近まで賞味期限10年前の紅茶を飲んでましたから(笑)

さて、UiPath株式会社様の本業はハーブ屋ではなく、RPA系の自動化ツールです。RPAとは何かと言われると難しいのですが、GUI上でルーチン処理を行う自動マクロを動かし、勝手に仕事をしてもらうための仕掛けです。TeraTermのCLIマクロをGUI向けに作るようなものです。

GUIを対象にしますので、Excelのxxx行をコピーして新しく開いたExcelにペーストするとか、Yahoo! JAPANのWebページを開き、最新の為替の数字をみんなにメールで送るといった、CLIにはないマルチウィンドウな動きが可能です。(当然、マウスやキーボードの概念もあります)

時間がなかったせいもありますが、WinActorやEzAvaterといった類似品との差別化のところはイマイチ分かりませんでした。一つ聞けたのは、他社製品はGUIを画像認識で処理している(という製品が多い)ところを、UiPathではウィンドウの内部属性値(テキストデータ)を読み取って処理を行う点です。

個人的な解釈で言うと、

他社のRPA(画像認識):
 ・Webブラウザで開いた「Yahoo!」という文字列を文字ではなく画像パターンで認識
 ・画面フォントを変えたり、Webブラウザを変えたりすると、登録済みの画像パターンと
  異なる表示となる場合があり、RPAのマクロが正常に動作しないかもしれない
 ・汎用性は高く、リモートデスクトップ等の画面転送やテレビ会議で表示される「Yahoo!」にも反応できる

UiPath様RPA(テキストデータ)
 ・Webブラウザで開いた「Yahoo!」という文字列を「Yahoo!」というテキスト文字列で認識
 ・画面フォントを変えたり、Webブラウザを変えても、テキストデータの「Yahoo!」はYahoo!なので
  普遍的にRPAのマクロで処理できる
 ・リモートデスクトップ等の画面転送やテレビ会議で表示される「Yahoo!」は、内部属性値を
  読み取れないので、反応できない

といった理解でいます。違ったらすみません。
他社との決定的な違いがあれば、それが強みなのでしょうが、そうでないならば価格面やサポート面(おためし期間などがあるとうれしい)での勝負になるのかもしれません。


タグ:Interop
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