SSブログ

クラウドファンディングによる 神輿庫(土蔵)修繕事業のご案内(2021/08/31) [雑記]

京都のほぼど真ん中に下御霊神社という古い古い神社があります。記録では、平安時代の863年には既にあったとされているようです。時代的には、空海や菅原道真、在原業平、遣唐使といったキーワードがマッチする時代です。

平安時代は、災害はおろか疫病がたびたび流行し、不安定な時代でもありました。当時の人々はその原因を貴人の怨霊がもたらすものと考え、御霊(ごりょう)としてお祀りすることで、安定を図ろうとしました。
下御霊神社もその名前が示すとおり、そのような時代背景の中で、建立されたものとされています。
http://shimogoryo.main.jp/

私は神社やお寺が好きなので、御朱印やお守りなどを頂きにいろいろと歩き回っています。コロナ下というご時世、なかなか出歩きにくいのもありますが、疫病関係の神様・仏様には世相との縁を感じており、機会があれば是非とも行ってみたいものです。
まあ、スピリチュアルなものを熱狂的に信じているかというと、そういう訳でもなく、おみくじや御札なんて紙切れですし、お守りもただの巾着袋でしょう。(かの福沢諭吉も、御札を足で踏みつけたと言いますし…)

でも日本人だからなのか、そんな紙切れでも粗末にできませんし、ただの巾着袋に対して願いを込め、お金を納めて頂いたりします。私はそれで納得しています。格好良く言えば、夢やロマンを託している、そんな感じでしょうか。お守りなどの授与品も、よくよく見ると神社毎の特色があったりして、なかなか面白かったりします。

下御霊神社も、疫病関係で建立された神社として、世相との縁を強く感じており、個人的に好きな神社です。実は地下水は御霊水として、プロの料理人が汲みに来るほどの名水と言われています。実際にお詣りした際に頂いたことがあり、柔らかくとても美味しい水でした。

一方、社殿はかなり傷みが進んでいて、各所で朽ちていることが分かるような状態です。この修繕事業もかなり前から資金を募っていますが、おそらくなかなか資金が集まらず、非常に苦労されているのでしょう。


宗教法人という笠を被り、私腹を肥やしている神社やお寺は好きではありませんが、本当に困っているところには、どんな形であれ協力したいものです
私のブログコンテンツに大したものはありませんが、少しでも役に立ったというなら、少額で構いませんので勉強代として少しご協力頂けると幸いです。
※http://shimogoryo.main.jp/ ここからWebページ内のリンクで辿っていけます

また、寄付以外の形でも、お立ち寄りの際にお守りや御朱印を頂くのも結構ですし、崇敬会という形でちょっとしたスポンサーになることもできます。(年額3000円でそんな負担にならないです)

もし京都に旅行される際は、京都御苑の南西にそんな神社があることを思い出し、ぜひ足を運んでみてください。観光客が押し寄せるような有名処ではありませんが、ちょっとした風情を感じられると思います。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。