林道をラリー並に爆走した話(2021/08/14) [雑記]
先日、地方に出張した時のことです。数日滞在する予定だったのですが、行動範囲をカバーできる公共交通機関はタクシーぐらいしかなく、移動の足に困ったので思い切ってレンタカーを借りました。レンタルしたのは排気量1300cc程度のコンパクトカーです。
さて、仕事が早く終わって空き時間もできたことから、車で観光名所をドライブしてみることにしました。いくつか観光施設のようなものはあるのですが、いずれも緊急事態宣言中につき緊急閉鎖されていたり、また、開いていても県外から移動してきた人は入館禁止だったりと、実質行けるところはビュースポットや神社、お寺ぐらいのものです。
なお、もともと人はほとんどいませんから、人との接触は気にしなくても大丈夫です。万一、人がごった返すような場所であれば、中には入らず引き返すぐらいの覚悟はできています。
いろいろ調べてみたらちょっと離れたところに展望台があるようでした。その展望台は山の上にあるのですが、ナビの名前検索には出てこず、マップコードで調べたらナビの道は繋がったので、なんとか道続きで行けるようです。
いざ出発です。近くまで行くと、「xxx展望台 ここを左折」の看板が立っており、ナビの案内とも一致します。どうやら間違いないようなので左折します。
走り始めて30m、明らかに道がおかしいのです。
最初はのどかなあぜ道を走り、風光明媚だなと呑気なことを思っていたのですが、その先がどう見ても山の中へ続く、生活道としての林道です。まあ、最初だけかなと思っていたら、本当に林の中へまっしぐら。
どう見ても山の中へ続く、生活道としての林道です。
ナビは間違いなくこの道を指しており、間違った道を選んだわけではないようです。
道は簡易舗装されているものの、一車線というか車一台分の道幅しかなく、大雨の後もあってか木や枝が散乱しており、まともな道とは呼べないひどい有様でした。枝をかいくぐりながら50mほど林道を走りましたがどんどん深みに嵌まっていくだけだったので、決断しました。引き返そう!と。
まあ、車一台分の道幅しかなく、Uターンするスペースすらなかったので、そんなことできる状況ではなかったのですけどね。
一方通行ではないので、ここで対向車が来ようものなら本当に終了です。完全にスタック状態にはまってしまいます。そうすると最適解はただ一つ。この場所にとどまる時間を最短にすること、です。つまりは山頂までの残り1.5kmを走りきることです。
山頂にUターンできる場所があると信じ、私はアクセルを踏み込みました。エンジンはうなり声を上げ、薄暗い林道を駆け抜けます。さながらラリーですね。
普段運転しない私が、片田舎で林道ラリーにチャレンジするとは夢にも思っていませんでした。
山頂付近まで来ると道が少し開け、視界が明るくなりました。そして…駐車場もありました。そう、私は助かったのです。駐車場には車が1台止まっていて、乗ってきたであろう観光客らしき男性もいます。もしかしてこの人もこの道をラリーしてきたのでしょうか?
とにかく見晴らしは最高でした。いくつかビュースポットがあるようで、散策していると、私が上ってきた道以外の道を見つけました。しかもそっちはきっちり舗装されています。もしかして先に来ていた人は、舗装された綺麗な道を上ってきたのでしょうか。
いろいろナビを調べていると、その舗装された道もちゃんと下に降りられるようです。あの林道は二度と通りたくないので、次の目的地をわざと林道から遠い側に設定したところ、新しい道で案内されるコースが表示されました。
そして無事下山することができました。新しい道は綺麗で、とても走りやすかったです。
下山した後に気付いたのですが、新しい道と私が最初に通った林道の入り口って50mぐらいしか離れていませんでした。最初から新しい道で案内してくれれば良いのに…とナビに殺意を覚えました。
さて、仕事が早く終わって空き時間もできたことから、車で観光名所をドライブしてみることにしました。いくつか観光施設のようなものはあるのですが、いずれも緊急事態宣言中につき緊急閉鎖されていたり、また、開いていても県外から移動してきた人は入館禁止だったりと、実質行けるところはビュースポットや神社、お寺ぐらいのものです。
なお、もともと人はほとんどいませんから、人との接触は気にしなくても大丈夫です。万一、人がごった返すような場所であれば、中には入らず引き返すぐらいの覚悟はできています。
いろいろ調べてみたらちょっと離れたところに展望台があるようでした。その展望台は山の上にあるのですが、ナビの名前検索には出てこず、マップコードで調べたらナビの道は繋がったので、なんとか道続きで行けるようです。
いざ出発です。近くまで行くと、「xxx展望台 ここを左折」の看板が立っており、ナビの案内とも一致します。どうやら間違いないようなので左折します。
走り始めて30m、明らかに道がおかしいのです。
最初はのどかなあぜ道を走り、風光明媚だなと呑気なことを思っていたのですが、その先がどう見ても山の中へ続く、生活道としての林道です。まあ、最初だけかなと思っていたら、本当に林の中へまっしぐら。
どう見ても山の中へ続く、生活道としての林道です。
ナビは間違いなくこの道を指しており、間違った道を選んだわけではないようです。
道は簡易舗装されているものの、一車線というか車一台分の道幅しかなく、大雨の後もあってか木や枝が散乱しており、まともな道とは呼べないひどい有様でした。枝をかいくぐりながら50mほど林道を走りましたがどんどん深みに嵌まっていくだけだったので、決断しました。引き返そう!と。
まあ、車一台分の道幅しかなく、Uターンするスペースすらなかったので、そんなことできる状況ではなかったのですけどね。
一方通行ではないので、ここで対向車が来ようものなら本当に終了です。完全にスタック状態にはまってしまいます。そうすると最適解はただ一つ。この場所にとどまる時間を最短にすること、です。つまりは山頂までの残り1.5kmを走りきることです。
山頂にUターンできる場所があると信じ、私はアクセルを踏み込みました。エンジンはうなり声を上げ、薄暗い林道を駆け抜けます。さながらラリーですね。
普段運転しない私が、片田舎で林道ラリーにチャレンジするとは夢にも思っていませんでした。
山頂付近まで来ると道が少し開け、視界が明るくなりました。そして…駐車場もありました。そう、私は助かったのです。駐車場には車が1台止まっていて、乗ってきたであろう観光客らしき男性もいます。もしかしてこの人もこの道をラリーしてきたのでしょうか?
とにかく見晴らしは最高でした。いくつかビュースポットがあるようで、散策していると、私が上ってきた道以外の道を見つけました。しかもそっちはきっちり舗装されています。もしかして先に来ていた人は、舗装された綺麗な道を上ってきたのでしょうか。
いろいろナビを調べていると、その舗装された道もちゃんと下に降りられるようです。あの林道は二度と通りたくないので、次の目的地をわざと林道から遠い側に設定したところ、新しい道で案内されるコースが表示されました。
そして無事下山することができました。新しい道は綺麗で、とても走りやすかったです。
下山した後に気付いたのですが、新しい道と私が最初に通った林道の入り口って50mぐらいしか離れていませんでした。最初から新しい道で案内してくれれば良いのに…とナビに殺意を覚えました。
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