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仮想化技術にチャレンジ その1(2018/08/23) [仮想化]

ざっと、VMware vSphere HypervisorとXenServerを使ってみました。深くは使っていないので、主観が入った個人的な印象です。

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■VMware vSphere Hypervisor
・VMWareのページでユーザ登録(アカウント作成)をして、vSphere Hypervisorをダウンロード
・vSphere Hypervisorは無償だが、「無償で使用する目的」でのアカウント作成はできなかったので、評価版の使用とかいろいろおかしな登録をしてしまったかもしれない(分かりにくい)
・アカウントさえできてしまえば、無償版のダウンロードは自由
・マイページで発行されたライセンスキーが表示されるので、それがあとあと必要になる

■インストール
・ISOイメージをCD-Rに焼いてブート
・非常にコンパクトなため、インストール先をUSBメモリにして運用するのがメジャーらしい
・私の場合、2GBのUSBメモリをインストール先にした
・コンパクトすぎるのは、対応ハードウェアが限定されていて、広くサポートする必要がないから(=ドライバがない)
・Realtekの蟹NICも当然サポート外
・サポート外のハードウェアを使うために、有志が作成したドライバを無理矢理組み込む手法があり、私もそれを実施した(かなり面倒)

■FreeBSDのサポート
・使えないことはない
・VMWare-toolsのサポートが古く、不具合も放置されている
・VMWareとしては真面目にサポートする気はなさそう

■運用面
・Webブラウザで設定変更、運用
・非常に重たく、もっさり。フラストレーションが溜まる
・設定は直感的。見た目的にも分かりやすい
・ISOイメージをそのまま運用可
・vSphere Hypervisor自体の起動も、もっさり。イライラ
・物理ハードウェア8GBのメモリに対し、仮想環境に提供できるメモリは6.6GB程度


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■Citrix XenServer
・Citrixのページでユーザ登録(アカウント作成)をして、XenServerをダウンロード

■インストール
・ISOイメージをCD-Rに焼いてブート
・最低46GBのストレージスペースが必要。つまり、vSphere Hypervisorとは異なり、ちゃんとしたインストール先のHDDストレージが必要(うちはHDD 3台運用になってしまった)
・XenServerは、ほぼまるまるLinuxディストリビューションであり、対応ハードウェアが多い(まず困らない)

■FreeBSDのサポート
・十分使える
・FreeBSD側のサポートも積極的

■運用面
・専用GUIツールによる運用。とても軽快
・設定はやや直感的だが、ストレージ(ディスク)に関する設定が難解
・ストレージはSANやNAS、iSCSIといったエンタープライズ向けの設定項目しかなく、ローカル物理ディスクを使用するにはCLI上でコマンドの発行が必要(わかりにくい)
・CIFSサーバ上のISOを読むことはできるが、初期導入の段階ではCIFSサーバは存在しないと思われるため、インストーラISOは焼いておいた方が楽
・物理ハードウェア8GBのメモリに対し、仮想環境に提供できるメモリは6.7GB程度



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