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zabbix導入にあたりメモ その4 (FreeBSD 10.3R、2017/02/12) [FreeBSD]

zabbixがローレベルディスカバリで拾い上げるインタフェース関連のMIBは32ビットカウンタのため、通信量によっては桁あふれを起こしグラフ表示が正常とならないことが分かりました。しかし今使っているzabbixは2.4系であり、もしかすると最新版ではなんらかの改善が行われているかもしれません。
思い立ったが吉日、zabbixの最新版に入れ替えてみることにしました。本日時点の最新版は3.2系ですね。Long Term Support版でありませんが、商用利用ではないのでとりあえず使えれば十分です。

インストールはpkgからサクサクと行けます。基本的には2.4系と変わりません。手動で対応が必要だったのは、次の2つです。*.conf系の設定ファイルの編集(これは2.4系でも一緒)と、MySQLのデータベース関連です。

MySQL用のデータベーステーブルは、pkgインストール後に表示されるスクリプトを使うことで簡単に作成することができます。
MySQL:
shell> mysql -u<username> -p<password>
mysql> create database zabbix character set utf8;
mysql> quit;
shell> mysql -u<username> -p<password> zabbix < database/mysql/schema.sql
shell> mysql -u<username> -p<password> zabbix < database/mysql/images.sql
shell> mysql -u<username> -p<password> zabbix < database/mysql/data.sql

ただ、この状態だと、httpで初回アクセスした際に表示されるセットアップ画面において、MySQLデータベースへの接続が失敗します。失敗する原因を探っていくと、どうやらデータベースへのアクセス権限で引っかかっているようで(私のやり方がマズかったのかも)、アクセスするユーザにGRANTで権限を付与することで問題なく進むようになりました。
20170212_zabbix_01.jpg
20170212_zabbix_02.jpg

ただ、ローレベルディスカバリで拾い上げられるインタフェース情報は、依然として32ビットカウンタ&1分でした。ま、期待にそぐわなかった訳ですが、これはこれで良しとしましょう。
タグ:ZABBIX
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