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自己紹介ゲームは薄っぺらい [ヴァルキリーの辞書]

自己紹介ゲームは薄っぺらいと思っています。
ここで言う自己紹介ゲームとは何か? それはゲームの序盤に盛大な自己紹介をしてくれるゲームのことです。それは、ナレーションや自然な会話等形を問わず、聞いてもいないことをべらべらと勝手に説明してくれるゲームのことです。
これは主人公が無知であったり、外来者であるというシチュエーションで実現されることが多いです。

説明役「あと30分ほどでジャルケの町だ。ジャルケの町は鉱山で有名で、産出される石炭で世界中の…」

説明役「なんだ、俺様のことを知らないってか。俺はミキャール、さすらいの傭兵さ。こう見えても3年前のナルガド戦争に参加したこともあるんだぜ。愛用の武器は…」

ハイハイ。って感じですよね。こういったシーン、よく見ませんか?
確かにこういう説明は世界観を手っ取り早く説明するには、非常に楽な方法でしょう。楽であるが故、多用もされています。でも、こういうのってすごくわざとらしく感じませんか?
例え主人公が無知であっても、社会生活上知っておくべきことは当然知っておくべきですし、それを改めて説明するというのもどこか変です。
自己紹介ゲームはつまり、シナリオデザインやゲームデザインがきちんとできていないと考えるべきでしょう。だから薄っぺらいと感じるのではないでしょうか。

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