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世界は生きている [ヴァルキリーの辞書]

小説にしろゲームにしろ、自分の作り上げた架空の世界が舞台となります。
ただ、その世界って本当に生きているでしょうか?

ここで言う生きているとは、その世界が本当に自立しているかどうかです。
例えばRPGの場合、初期の宿屋代は安く、物語が展開するにつれて宿屋代も上がっていくのが一般的です。でもこれってゲームをやりやすくするための単なるご都合主義ですよね。
食費やサービス料を考えば、本当は世界中どこで宿泊してもそれほど価格って変わらないはずです。

なんで初期の町には弱い武具しか売ってないのでしょう?
物にはラインナップというものがありますから、高価で立派な武具も売っていて然るべきです。でも売っていません。それはゲームバランスのため。

だから言いたいのです。その世界って本当に生きてますか?と。ご都合主義で固められた世界になっていませんか?と。

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