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8インチタブレットを買ってみた その2 (2024/05/06) [Android&スマホ]

ALLDOCUBE iPlay50miniの使い勝手等になります。

■CPU
SoC(System on a Chip)と呼ばれるようですね。UNISOC T606(2021年リリース)を搭載しています。
基本的に処理速度に関係するため、高性能かつ最新のものの方が良いということになります。ライバル機FPad 3ではUNISOCのT616を採用しており、処理面はFPad 3の方が優位です。
上位機種 iPlay50mini Pro は、Helio G99(2022年リリース)を搭載しており、T606比で約1.5倍程度高性能になります。

■メモリ(RAM)
4GBを搭載しており、Web等の普段使いでは特に問題ないかと思われます。Andoroid13からはOSとして仮想メモリ機能に対応するようになったため、この製品も対応しています。物理4GB + 4GB or 6GB or 8GBが選べました。

仮想メモリはWindowsやLinuxではスワップメモリとしてよく知られている機能ですが、Androidでは13からの対応となります。厳密にはAndroid13の仮想メモリ機能はZRAM Swappingと呼ばれるもので、より複雑な実装となりますが、概念的にはスワップメモリと思って間違いないようです。
なお、従来のAndroidではスワップメモリは持たず、ZRAM(圧縮メモリ)という限られた物理メモリを効率良く運用する実装で動作していたようです。

ただ仮想メモリの効果の程は疑問であり、巨大なメモリ空間を必要とするゲームやアプリについては有効かもしれませんが、Web等の普段使いでは気休め程度なのかと思います。私は試しに4GB + 4GBで運用していますが、特に効果や恩恵を感じたことはありません。
本題からはずれますが、Andoroid13以降、スマホやタブレットのRAMメモリ容量表記が10GB(4GB + 6GB)のように変わっていっているので、新規購入を検討されている人は注意です。

■ストレージ(ROM)
個人的にストレージの容量をROMと表記するのは大嫌いですが、世の中がそう言っているので仕方ないのでしょう。 iPlay50miniは、UFS 2.1で64GBを搭載しています。重いゲームなどは行わないため、私の利用方法では64GBで充分でした。
なお、ストレージに関して、最近はeMMC からUFSへ世代交代が進んでおり、UFSの方が高速なストレージとなります。ライバル機FPad3はeMMCのため、ストレージに関してはiPlay50miniに軍配が上がります。
上位機種のiPlay50mini ProはUFS 2.2で256GBを搭載しています。

■4G LTE対応
SIMに対応しています。SIMを契約して挿そうかと考えたのですが、docomoで肝となるバンド19に非対応だったり、auで肝となるバンド18、26に非対応だったりと、若干微妙そうだったので見送っています。
無線LANはしっかり繋がるので、無線LANが確保されているのであれば街中に持ち出すのもアリかと思います。


とまあ性能的なところはそこそこにして、実際の使い勝手などです。
・重さは約300gで、片手で充分に扱える
・一応、保護フィルムは最初から貼ってある(テカテカで指紋が残るので張り替え推奨)
・内蔵スピーカーは貧弱で音質は良くない。イヤホンやBluetoothスピーカーがあると良い
・USB充電コネクタはゆるく壊れそう。ここの不具合も報告されており将来が心配
・私の体質との相性か、指を近づけるとたまに誤タップ判定が発生(静電気?)
・発色等は特に問題なし、不満無し

以上



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8インチタブレットを買ってみた その1 (2024/05/04) [Android&スマホ]

長らくHUAWEI MediaPad T3(8インチ)のタブレットを使っていたのですが、バッテリーが完全に昇天してしまったので廃棄し、後継として以下のようなものを探していました。
 ・Androidバージョンは12相当以上(最新でなくても良い)
 ・メモリは3GB以上(T3が2GBで重かったので)
 ・サイズは8インチ
 ・解像度はFull HD以上
 ・予算1.5万~2万円
 ・Google Playストア必須
 ・中華製でも構わないが、ハズレを引くのは嫌だ
 ・Netflix等の動画は一切見ない
 ・激しいゲームはしない

2024年1月にアイリスオーヤマのタブレット (TE103M3N1-B)を買ったのですが、よく考えず10インチのものを買ってしまっており、個人的には使い勝手の悪さを感じていました。同時期に実家のタブレットの調子が悪くなり、しかも10インチ以上のものが欲しいとのことだったので、私のアイリスオーヤマを玉突き寄贈し、新たに買い直すことにしました。
※アイリスオーヤマは大きさゆえに私の手に馴染まなかっただけで、特に問題なかったです

Amazonをざっと見たところ、怪しい中華製のものが多数並んでいました。価格.comで評判を調査しようとしたところ、怪しすぎるのかラインナップすらされていないんですね。個人的に中華製でも構わないですが、低品質のものやハズレを引くのは避けたいところです。
サクラが横行しているため、Amazonの評価欄は全く当てになりませんが、ざっと調べた感じ&個人的な感想は以下の通りです。

①ALLDOCUBE iPlay50 mini 8インチタブレット
 仕様
  ・フルHD対応
  ・メモリ4GB + α(αはソフトウェアメモリ)
 悪い点
  ・悪評は少なめ

②ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE(8インチ)
 仕様
  ・iPlay50 miniのハイスペック上位版
 悪い点
  ・+7000~8000円を出すだけの価値があるかどうか

③Headwolf FPad3 タブレット
 仕様
  ・iPlay50 mini と同等スペック(ライバル機)
 悪い点
  ・露骨なサクラレビュー
  ・不具合報告が多め(WiFiの掴みにくさ、画面の暗さ)

④Headwolf FPad5 Android 14 タブレット
 仕様
  ・FPad3の上位版
 悪い点
  ・+10000円前後を出すだけの価値があるかどうか

⑤Blackview Tab60 タブレット
 悪い点
  ・フルHD未満

⑥AvidPad A30 タブレット
 仕様
  ・価格にしてはハイスペック
 悪い点
  ・悪評多し
  ・怪しい日本語

⑦MARVUE タブレット
 悪い点
  ・フルHD未満

⑧DOOGEE T20 Mini
 悪い点
  ・悪評多し
  ・怪しい日本語

基本的に中華製品は安かれ悪かれなので、いかにリスクヘッジをして確率的に当たりを引くか、ですね。良品を引けるのであれば、多少のスペック差は誤差の範囲です。Amazonで真に参考にするところは、低評価(人柱)のところだと思っています。
さて、悪評を踏まえて判断すると、実質的にALLDOCUBE iPlay50miniとHeadwolf FPad3の一騎打ちな感じですね。YouTuberのレビューでは、ほぼ同等もしくはわずかに FPad3の方が良い感じでしたが、個人的にFPad3の悪評が気になったので、iPlay50 miniを選んでみることにしました。お値段も約15,000円とお手頃な感じです。

...その2へ続く。






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Webブラウザ Vivaldiの広告ブロッカーが不安定 (2024/04/16) [Android&スマホ]

私の個人スマホで、Android Vivaldiに標準搭載されている広告ブロッカー機能が不安定なんです。設定で機能を有効にしているのですが、気付いたら無効になっていたり、無効になっていることに気付いて有効化しようとしても設定が変わらなかったり。(画面遷移すると無効に戻ってしまっている)
気付いたのは半年以上前で、そのうち不具合解消されるものかと思っていたら、まったく改善しないのです。今日もVivaldiのアップデートがあったので、改修内容に含まれていると思ったがそんなことはなく。

以前、自分なりに調べたところ、以下のように類似のバグ報告があがっており、開発チームも認識しているのですぐに修正されるものと思っていた訳です。バグ報告は2023年11月の話ですし、不具合報告されているバージョンは当時のものなので、2024年4月現在、とうの昔に直っていると思っていたら、、、、私の環境では今も不具合は続いています。
-------------------
【Android版】トラッカー・広告ブロックレベルの指定が勝手に変更される
https://forum.vivaldi.net/topic/92935/android%E7%89%88-%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC-%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%8C%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B/6


まぁ、待っていても永遠に直らなそうなので、アグレッシブに切り分けをしてみました。不具合が発生した場合は、以下の症状となります。②③まで確認できれば発病確定です。
 ①ブラウザを再起動させる
 ②広告ブロッカーが無効になっている
 ③広告ブロッカー機能の説明に、「ブロックなし(デフォルト)」と表示される
 ④何をどうやっても機能を有効化できない
 ⑤広告ブロッカー(ソース)に関する設定「トラッカーブロックソースの管理」や「個別設定」の中身が空欄になってしまう ※本来、「DuckDuckGo Tracker Radar」や「EasyPrivacy」などのチェックボックスが表示される

実験したことの一例(全部ダメでした)
(1)タブを全部閉じる
(2)デスクトップモードにしてみる
(3)いろいろなサイトを巡ってみる(Webサイトとの相性)
(4)再起動するタイミングを変えてみる

体感的に98%の確率で失敗し、ごく稀に広告ブロッカー機能が有効になって立ち上がってくるようですが、アプリの再起動をすると98%の運ゲームに戻ります。

■Vivaldi初期化
ブラウザキャッシュやcookieの削除といった生易しいものではなく、Androidのアプリ設定箇所からデータを削除しました。いわゆる初期化というやつです。アプリケーション新規インストール直後の状況と等しいはずです。
これでダメだったら…という思いでしたが、すぐに再発しました。広告ブロッカー(ソース)に関する設定は、変更してもしなくても発生率は変わらないようです。(98%)


はい、打つ手がなくなりました。初期環境と同等にしても再発してしまうということは、アプリそのものが現在も不具合を抱えているということです。…そうなんですが、ただこの場合世界中(日本中)のユーザで同様事象発現しているはずで、その割に不具合報告がないことや、開発チームが放置していることに疑問ですね。

とりあえず、さらなる切り分けを検討しました。まずWindows11のデスクトップ版Vivaldiを確認しましたが、全く問題ありません。次に、最近新規購入したAndroidタブレットで同様の試行を繰り返してみました。…なんとこちらも事象が発生しないようです。
Windowsはともかく、事象が発生しないAndroidデバイスが存在するということは、私個人のスマホ環境に問題がある可能性があるということです。Androidとしては、私のスマホもタブレットも同じAndroid13(あるいは13相当)ですし、端末依存の何かでしょうか? ハードウェア依存の不具合というのもの考えにくいのですが。。。。


■ほぼ解決しました!
事象解決しました。正確には事象改善しました。
実は一点、「結果的に」に違っていることがありました。事象が発生している私のスマホは1年前から使用しており、VivaldiはGoogle Playから何度も「更新」を行ってきました。事象が発生しないタブレットは、最近購入しVivaldiを新規インストールしたばかりということです。
インストールしてからの連続使用期間は明らかな差異があります。

AndoroidアプリのGoogle Playによる「更新」がどういった処理か分かりませんが、仮にある時期にVivaldi環境が腐ったとして、その腐った環境を絶妙に残しつつ「差分更新」されているのではないかと考えました。そこで試しに完全アンインストール → 新規インストールをしたところ、なんと見事に直りました。
正確には完全解決した訳ではなく、体感98%の確率で正常起動するようになり、ごく稀に②③④の症状が出るような感じです。仮に起動に失敗しても再起動すれば直るので、問題ないでしょう。
まぁこの確率であれば、確かに不具合報告がなくてもおかしくはないような気がします。


というわけで、直りました。
もしAndroid系で同様の原因不明の不具合を抱えている場合、Vivaldiに限らずアプリの完全削除 → 新規インストールは有効であると思われます。Vivaldiで同じ不具合に悩んでいる人は、ぜひ一度アプリをアンインストールしてみてください。




タグ:Vivaldi
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Unboundを有効活用する その5 (FreeBSD 13.3R、2024/04/12) [FreeBSD]

muninの設定としては、こんな感じで。controlなどの設定はFreeBSDのlocal_unboundの初期設定でちゃんと面倒みてくれているはずですが、心配なら、/usr/sbin/local-unbound-control statusを実行して、ちゃんと結果が返ってくることを見ておけば良いです。
unbound.stateの指定は、私が参考にしたWebから設定を流用したため、しばらく間違ったまま運用していたのですがその際も可視化できていたので、実際に有効な設定なのかよくわかりません。
root@MyFreeBSD:~ # cat /usr/local/etc/munin/plugin-conf.d/plugins.conf
[unbound*]
user root
env.statefile /var/munin/plugin-state/root/unbound.state
env.unbound_conf /etc/unbound/unbound.conf
env.unbound_control /usr/sbin/local-unbound-control

結果はこんな感じで、ちゃんと可視化できていますね。端末が多ければもっと派手にグラフが立ち上がるのでしょうが、こんなものでしょう。
20240412_unbound_munin_hits-week.png








タグ:Unbound FreeBSD
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