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Citrix Hypervisor(XenServer)のアップデートパッチ その2(Citrix Hypervisor 8.2、2021/01/30) [仮想化]

Citrix Hypervisorのパッチ適用で問題が出る件、私が8.0をインストールし、8.1、8.2とバイナリアップグレードしてきたので環境が腐ってしまったのでは?と思ってました。念のため最初にXenCenter for Windows(こちらも8.0、8.1、8.2と上書きアップグレードを経由)を消して再導入しましたが、やはり変化なし。

本体側のクリーンインストールをするため、Citrix Hypervisor上のFreeBSDだけバックアップ待避(エクスポート)しておくことにしました。FreeBSD環境は主にファイルサーバに使っています。
エクスポートさせようとすると、なんと2.6TBの出力先容量を要求され、目の玉が飛び出るような衝撃でした。まあ確かに2TBの物理ディスク2本に対しそれぞれ仮想ディスク1.3TBを作成し、仮想ディスク2本をgmirrorでミラーリングしているので単純計算しては正しいです。ただそんな容量を確保できないですしミラーリングなので内容は同じです。
仕方ないので仮想ディスクを1本アンマウントし、その状態でエクスポートさせました。この場合だと、要求容量は半分の1.3TBでした。

結論から言うと、エクスポートとその後のインポートは問題なくできました。バックアップ手段としては問題ありません。ただ、処理時間としてはエクスポートもインポートもそれぞれ半日程度かかりましたが。


問題は本体の方です。
ダウンロードしたISOイメージを焼き、Citrix Hypervisor 8.2のクリーンインストールは問題なく完了しました。そして起動させようとすると、途中でフリーズする...あれ?あれれ?
しかもフリーズするところ(メッセージが止まるところ)が毎回微妙に異なり、頻度が多いのは「Wait for Plymouth Boot Screen to Quit」です。

切り分けとしては、
・BIOSの設定が飛んだ
 → 問題なし。仮想化機能も有効

・仮接続しているUSBデバイス(DVDドライブやUSBキーボード)が悪さをしている
 → 抜いても変化なし

・インストールするオプション項目を変えてみる(SRストレージ あり/なし)
 → 変化なし

・Citrix Hyperviorのブートオプション(メニューの選択肢)を変えてみる
 → 変化なし
 → セーフモードを選択したらカーネルパニック(Panic Couldn't enable IOMMU )

・マザーボードと8.2の相性が悪いが、8.0からバイナリアップデートしていたことで
 (微妙な過去環境の引き継ぎなどで)回避できていた
 → ???

・このタイミングでマザーボードが壊れた
 → ???

といった感じです。マザーボードの買い換えという最悪の事態も想定していました。

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