ハクキンカイロの中綿交換(2021/01/26) [雑記]
私はハクキンカイロを愛用しています。使用時の一手間はありますが、
・長時間安定して発熱する(12時間~24時間)
・ゴミがでない
・約100年前から変わらないレトロデザイン(機能美)
・日本人が発明
といった浪漫あふれる魅力がいっぱいです。私は寝るときに布団の中に入れ、暖をとったりします。(低温火傷には注意)
ただ、かれこれ5シーズン以上は使っており、動きが怪しくなってきました。火口は定期的に交換しているのですが、ベンジンの入りが悪く溢れてしまったり、許容範囲ではあるものの異常発熱するなど時間経過で温度にムラができてしまったりします。カイロの口から覗かせる中綿も劣化しているように見え、これは中綿の問題でしょうか。
下記Webサイトに中綿を交換する事例が掲載されているので、こちらを参考に中綿を交換してみました。(私のカイロもminiです)
https://nagoyafun.site/hakukinkairo
1.中綿の準備
これは医療用脱脂綿で良いようです。適当にイオンTOPVALUの脱脂綿を買ってきました。8cm x 16cm、50gのものです。参考にしたWebサイトでは、
・厚さ8mm程度に折りたたむ
・7cm × 10cm(くらい)にカット
とありますが、買ってきたイオンの脱脂綿だと2枚でちょうど厚さ1cm弱、一辺が8cmと目指す7cmに近く、誤差の範囲だと思ったので16cmの辺のみを10cmに測ってカットしました。
2.カット
Webサイトを参考にカットしていきます。この形のままねじ込むことになるので、基本は台形ですが、最後に中央の部分を突っ込みやすいよう、気持ち細めにしておきます。写真の綿の横幅は10cmなので、分割の際のcmは比率で読み取って参考にしてください。ペンで印を付けておくとカットしやすいです。
後の写真を見て分かるように、中央部は入れやすいよう厚紙がホッチキス留めされていますが、なくても良いようです。私も省略しました。
3.中綿の取りだし
ラジオペンチを使って中綿を引っ張り出します。中途半端に引っ張ると千切れてしまうので、ペンチを奥まで突っ込む思い切りが大事です。ペンチは強い力を加えることができてしまうため、カイロケースを変形させてしまわないように注意しましょう。
なお、取り出した中綿は江戸時代の骨董品かと思うぐらいボロボロでしたね。何かの資料として博物館に並んでいても違和感がないぐらいのものでした。触れる度に細かい繊維が宙を舞います。
4.中綿詰め
先ほどカットした脱脂綿を、左右・中央の順に入れていきます。入れていくというより、ねじ込んでいくことになります。ギュウギュウさは満員電車並です。
私の場合、ラジオペンチでつまんで押し込み、奥に届かないところはさらにハサミで押し込んでいきました。左右の綿を側壁に押しつけ、中央部に空間を確保するのがコツのようです。これは入らないだろう、と思えるような状況でしたが、無理矢理押し込めばなんとかなるものですね。
ここでもペンチでカイロケースを変形させてしまわないように注意です。ちょっとピントがボケていますが、中綿がだいたい元通りの見た目になるまで押し込みました。
ちゃんと機能するかドキドキでしたが、ベンジンの補充でも溢れることはありませんでしたし、あっさり着火・安定しました。これにて完成です。実際やってみるとそれほど難しくはありませんでしたね。
自分でメンテナンスすることで、ますます愛着が沸きました。
・長時間安定して発熱する(12時間~24時間)
・ゴミがでない
・約100年前から変わらないレトロデザイン(機能美)
・日本人が発明
といった浪漫あふれる魅力がいっぱいです。私は寝るときに布団の中に入れ、暖をとったりします。(低温火傷には注意)
ただ、かれこれ5シーズン以上は使っており、動きが怪しくなってきました。火口は定期的に交換しているのですが、ベンジンの入りが悪く溢れてしまったり、許容範囲ではあるものの異常発熱するなど時間経過で温度にムラができてしまったりします。カイロの口から覗かせる中綿も劣化しているように見え、これは中綿の問題でしょうか。
下記Webサイトに中綿を交換する事例が掲載されているので、こちらを参考に中綿を交換してみました。(私のカイロもminiです)
https://nagoyafun.site/hakukinkairo
1.中綿の準備
これは医療用脱脂綿で良いようです。適当にイオンTOPVALUの脱脂綿を買ってきました。8cm x 16cm、50gのものです。参考にしたWebサイトでは、
・厚さ8mm程度に折りたたむ
・7cm × 10cm(くらい)にカット
とありますが、買ってきたイオンの脱脂綿だと2枚でちょうど厚さ1cm弱、一辺が8cmと目指す7cmに近く、誤差の範囲だと思ったので16cmの辺のみを10cmに測ってカットしました。
2.カット
Webサイトを参考にカットしていきます。この形のままねじ込むことになるので、基本は台形ですが、最後に中央の部分を突っ込みやすいよう、気持ち細めにしておきます。写真の綿の横幅は10cmなので、分割の際のcmは比率で読み取って参考にしてください。ペンで印を付けておくとカットしやすいです。
後の写真を見て分かるように、中央部は入れやすいよう厚紙がホッチキス留めされていますが、なくても良いようです。私も省略しました。
3.中綿の取りだし
ラジオペンチを使って中綿を引っ張り出します。中途半端に引っ張ると千切れてしまうので、ペンチを奥まで突っ込む思い切りが大事です。ペンチは強い力を加えることができてしまうため、カイロケースを変形させてしまわないように注意しましょう。
なお、取り出した中綿は江戸時代の骨董品かと思うぐらいボロボロでしたね。何かの資料として博物館に並んでいても違和感がないぐらいのものでした。触れる度に細かい繊維が宙を舞います。
4.中綿詰め
先ほどカットした脱脂綿を、左右・中央の順に入れていきます。入れていくというより、ねじ込んでいくことになります。ギュウギュウさは満員電車並です。
私の場合、ラジオペンチでつまんで押し込み、奥に届かないところはさらにハサミで押し込んでいきました。左右の綿を側壁に押しつけ、中央部に空間を確保するのがコツのようです。これは入らないだろう、と思えるような状況でしたが、無理矢理押し込めばなんとかなるものですね。
ここでもペンチでカイロケースを変形させてしまわないように注意です。ちょっとピントがボケていますが、中綿がだいたい元通りの見た目になるまで押し込みました。
ちゃんと機能するかドキドキでしたが、ベンジンの補充でも溢れることはありませんでしたし、あっさり着火・安定しました。これにて完成です。実際やってみるとそれほど難しくはありませんでしたね。
自分でメンテナンスすることで、ますます愛着が沸きました。
タグ:ハクキンカイロ
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