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Citrix SD-WANを使ってみる その1 (2020/05/02) [仮想化]

Citrix SD-WANがトライアルでいろいろと試せるようなので、少し使ってみることにします。今回は仮想アプライアンス版を使ってみます。なお、私はCitrix社のエンジニアではないので、不正確なことや間違ったことを言っている可能性もあります。その辺りは私の書いたことを鵜呑みにせず、自己責任でお願いします。

ドキュメントはこの辺から。
https://docs.citrix.com/en-us/citrix-sd-wan/11.html
https://docs.citrix.com/en-us/citrix-sd-wan-platforms


■1.基本的な概念
Citrix SD-WANとして、大きく3つのラインアップがあります。
・SD-WAN(仮想WAN)
・WAN高速化装置
・上記両方の機能を有したハイエンド版

上から順に、製品名として以下が対応します。
・Citrix SD-WAN Standard Edition (Virtual WAN/SE)
・Citrix SD-WAN Optimization Edition (WANOP)
・Citrix SD-WAN Premium (PE)

今回試そうとしているのは、Standard Editionです。


■1.仮想イメージの入手
評価版のダウンロードにはCitrixのアカウントが必要なため、新規登録するなり、会社の担当者にユーザ追加してもらうなりしてください。アカウントでログインするとダウンロードできるようになります。
SD-WAN Standard Edition VPX for XenServer, ESXi, Hyper-V, KVM Software階層のVirtual Appliance(下の方)にいろいろとそろっているので、自分の必要とするイメージをダウンロードします。今回は以下の2つを使うことにします。
・SD-WAN Standard Edition VPX base image for Citrix XenServer(.xva)
・SD-WAN Standard Edition VPX base image for VMWare ESXi(.ova)


■2.システム要件
ドキュメントによるとシステム要件は以下の通りです。仮想イメージのハードウェア構成も以下がベースとなっています。なお、CPUパワーをかなり必要とします。動作させるだけであれば、Intel J4105(Celeronに毛が生えたぐらい)で作った仮想基盤でも動かすことはできました。
・論理CPU:4
・メモリ:4GB
・ストレード:40GB
・ネットワークインタフェース:1


■3.インストール
.xvaや.ovaの展開は各自実施して下さい。ネットワークインタフェースの1つは、マネージメントポート(管理ポート)に割当てられるため、SD-WANに使うインタフェースを追加で割り当てます。LANとWAN向けに最低2つを追加します。タグVLANにも対応しているため、ネットワークの知識がある場合は、1つだけの追加でも良いです。


タグ:Citrix SD-WAN
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