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自動車AI化とその後の世界(未来予測) (2018/03/18) [雑記]

自動車のAI自動運転に関する研究がどんどんと進んでおり、実用化間近といったところですね。まぁ、これだけコンピュータ化が進んでいる現代社会なので、早かれ遅かれ、いずれそういったAI制御された世の中になるのでしょう。

今は車単体での研究および実証実験が盛んなようですが、AIが普及した後の動きを考えると、必ずAI同士の連携が行われるようになると思います。つまり、いろいろな車に搭載されているAI同士がリアルタイムに情報交換する世の中になるということです。

まずは手軽なところで自社の車同士の連携が行われるようになり、それが拡大していくと、国際統一規格が策定され、メーカーを問わず連携できるようにることになると思われます。(以後、この情報連携のことを「リンク」と呼ぶことにします)

■第一段階 範囲拡大と精度向上
自分の車が検知できる範囲の情報のみを使って制御していますが、周囲の車とリンクすることによって、近くで併走している車の情報、つまりより広い範囲の情報を活用できるようになり、制御の質や精度が飛躍的に上昇します。
悪意ある誤情報によって、制御を混乱させる情報テロのような行為を防止する研究も進むものと思われます。


やがて、車が情報デバイス(IoT)の一部として認識されるようになり、車に限らず世界中の情報機器と相互に情報疎通できるようになります。


■第二段階 公共機関での活用
リンク情報を公共機関が活用できるようになります。

例えば、
・100メートル先で発生したばかりの事故が連携され、AI運転に減速や停止が連携される
・後方から緊急車両が近づいていること通知され、自動的に道を空ける
・スピード違反やシートベルト付着用履歴などの情報が車のログから吸い出され、警察の検挙(立件)に使用される
・車の混雑状況がリアルタイムに収集され、信号の切り替えタイミングが可変タイミングになる
・第三者のドライブレコーダーの情報が、事故時に参照される(裁判の証拠として採用される)

■第三段階 民間での活用
リンク情報を民間機関が活用できるようになります。

例えば、
・商用車(運送関係、バス、タクシー)に道路を優先させる
・数値化された不具合情報(燃費が悪化、サスペンションの効きの悪化など)を、ディーラー等が参照できるようになり、修理や車検時に活用される
・大型ショッピングモール等に入った時点で駐車場所が決定し、指示され、駐車場所を探してぐるぐる回るようなことがなくなる

■第四段階 自動車の意義の変化
車そのものの意義が大きく変化します。

例えば、
・運転席を除き、室内が居室化し、移動するためのコックピットではなく、日常生活を送る場所になる(内装が住居化する)
・リンク機構を持たない古い車がクラッシックカーとして価値を持つようになる
・ファミリーカーが、基本的にキャンピングカーのような風貌になる

とまぁ、こんな感じでしょうか。こうやって想像を巡らすのも、わくわくしますよね。
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