CISCO841M/J IOSバージョンアップ (2017/08/09) [ネットワーク機器]
CISCO 841M/Jの新しいIOS 15.5(3)M5が2017/02/08に出ています。こういったファームウェアについては、新しいものに飛びつくと痛い目を見ることがあるのでしばらく放置していたのですが、さすがに6ヶ月経ちましたしもう大丈夫でしょう。アップグレートしてみることにします。
CISCOからIOSをダウンロードします。そうそう、ここはCISCO StartのサポートWebページになります。良くも悪くもすっきりしていますね。
IOS アップグレードの手順なるものも置いてあるようですが、過去に何度もチャレンジして成功していますので、今回は読みません。※初めての方はぜひ読むことを強くお薦めします
基本的にIOSファイルを装置内部のストレージに転送すれば良いだけです。転送するための手段は、USB Flashによるコピー、HTTP、FTP、TFTP、xmodemなどがあったはずですが。
最近ではscpなんかも使えるみたいですね。私の家にはFreeBSDのWebサーバがあるのでHTTPを使用することにします。Windowsオンリーの人でもBlackJumboDogといった便利なソフトがあるので、Webサーバを立てる場合であってもさほど苦労しないと思います。
CISCO IOSのダウンロードファイルはZIP化されていますが、本当に必要なファイルは中身のbinファイルなので、展開してWebサーバ上に設置しておきます。自分で言うのも何ですが、手慣れたものですよ。
copyコマンドを使ってコピーします。
最近は便利な世の中になったものでCISCOルータでハッシュ計算ができるのですね。
CISCOルータはストレージ中のbinファイルを探して自動的に起動してきてくれるので、古いIOSを削除しても問題ありません。ですが、初回はフォールバックできるよう古いIOSは消さずに、下記のように指定するのが無難でしょう。
CISCOからIOSをダウンロードします。そうそう、ここはCISCO StartのサポートWebページになります。良くも悪くもすっきりしていますね。
IOS アップグレードの手順なるものも置いてあるようですが、過去に何度もチャレンジして成功していますので、今回は読みません。※初めての方はぜひ読むことを強くお薦めします
基本的にIOSファイルを装置内部のストレージに転送すれば良いだけです。転送するための手段は、USB Flashによるコピー、HTTP、FTP、TFTP、xmodemなどがあったはずですが。
Router#copy ? /erase Erase destination file system. /error Allow to copy error file. /noverify Don't verify image signature before reload. /verify Verify image signature before reload. archive: Copy from archive: file system cns: Copy from cns: file system flash: Copy from flash: file system ftp: Copy from ftp: file system http: Copy from http: file system https: Copy from https: file system null: Copy from null: file system nvram: Copy from nvram: file system rcp: Copy from rcp: file system running-config Copy from current system configuration scp: Copy from scp: file system sdflash: Copy from sdflash: file system security: Copy from security: file system startup-config Copy from startup configuration system: Copy from system: file system tar: Copy from tar: file system tftp: Copy from tftp: file system tmpsys: Copy from tmpsys: file system xmodem: Copy from xmodem: file system ymodem: Copy from ymodem: file system
最近ではscpなんかも使えるみたいですね。私の家にはFreeBSDのWebサーバがあるのでHTTPを使用することにします。Windowsオンリーの人でもBlackJumboDogといった便利なソフトがあるので、Webサーバを立てる場合であってもさほど苦労しないと思います。
CISCO IOSのダウンロードファイルはZIP化されていますが、本当に必要なファイルは中身のbinファイルなので、展開してWebサーバ上に設置しておきます。自分で言うのも何ですが、手慣れたものですよ。
copyコマンドを使ってコピーします。
Router#copy http://192.168.0.1/c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin flash: Destination filename [c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin]? Accessing http://192.168.0.1/c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin... Loading http://192.168.0.1/c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 59023172 bytes copied in 85.208 secs (692695 bytes/sec)転送事故が起きるとファイルが途中で切れている場合がありますので、まずは大ざっぱにファイルサイズを確認しておきましょう。明らかに桁がおかしいといったことがなければ大丈夫です。
最近は便利な世の中になったものでCISCOルータでハッシュ計算ができるのですね。
Router#verify /md5 flash:c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin ............................MD5 of sdflash:c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin Done! verify /md5 (sdflash:c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin) = 459ed3d88cd440d887b528e866544787確認できました。こちらも大丈夫そうです。これで無事に転送が終わりました。
CISCOルータはストレージ中のbinファイルを探して自動的に起動してきてくれるので、古いIOSを削除しても問題ありません。ですが、初回はフォールバックできるよう古いIOSは消さずに、下記のように指定するのが無難でしょう。
Router(config)#boot system flash:/c800m-universalk9-mz.SPA.155-3.M5.bin Cisco IOS Software, C800M Software (C800M-UNIVERSALK9-M), Version 15.5(3)M5, RELEASE SOFTWARE (fc1)
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