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Interop Tokyo 2012に行ってきました その3 (2012/06/25) [雑記]

その2の続きです。

■マクニカネットワークス(株)
標的型攻撃の検知・防御アプライアンスFireEyeという製品がありました。標的型攻撃とは、一言で言うと企業の一般ユーザをターゲットにした攻撃ですね。ただ、攻撃といってもネットワークサービス断を狙うものではなく、内部情報の漏洩を狙う攻撃です。
“メール本文のURIリンクをクリックしてみたら、怪しいサイトに接続して勝手に内部情報を吸い出されていました”といった類いのものです。

担当者に話を聞いていて面白いと思ったのは、標的型攻撃というのはそれ専用の防御策を講じていないと意外とすり抜けるらしく、ガチガチにセキュリティを固めた大手企業ですらFireEyeをお試し導入すると必ず数件から多いと数百件ぐらいは検知してしまうそうで。(導入を即時決定することも多々あるとか)

■日商エレクトロニクス(株)
WAN高速化装置がありました。今までの製品はWAN最適化容量としてWAN側スループットをライセンスやラインナップで縛っている場合が多く、100Mbps回線の最適化をしようものなら製品導入費用で500万~1000万円ぐらい掛かったりしました。また、最適化容量も数100Mbpsが限界値となっていました。
ここが取り扱うInfineta SystemsのDMSシリーズは、データセンタ間の通信に最適化した製品となります。そのため、10Gbpsインタフェースへの対応やLAN入力が20Gbpsなどとそもそもの製品スケールが違います。カタログ表記の最適化容量も、LAN 20Gbps中のAccelerated LAN 1Gbps、2Gbps、…、10Gbpsという形になっています。
ちなみに価格帯は億単位かと思ったら、意外とそうでもないとのこと。
タグ:Interop

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