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Xvfb + x11vnc on FreeBSD [FreeBSD]

クライアントGUI環境をリモートから操作したいと思っていろいろ調べてます。Windowsで言うリモートデスクトップみたいな感じですね。で、XDMCPやらXvncやら実現方法はあるのですが、いずれも却下で。なぜならビットマップフォントを綺麗に扱うには、別途Xフォントサーバを設定しないといけないからです。
まぁ、最近はXft2+fontconfigによるラスタフォント管理が普及しており、Xフォントサーバを立てなくても綺麗にフォントが見えるようになっています。でも、常にそういうアプリケーションだけを使うとは限らないですからね。

とまあ調べているとx11vncなるものが。これはXDMCP等とは仕組みが違い、本当にX上で表示されている画面を転送するだけのものです。だから実機でログインし、x11vncを起動させれば表示されている画面そのままがリモートで見えるようになります。もちろんXフォントサーバも不要です。

ここでもう1ステップ踏み出しましょう。実機でログインしなくても、Xvfbで仮想的にXを立ち上げ、さらにその中にウィンドウマネージャを起動させ、x11vncで接続すれば全てを仮想環境にまとめることができませんか? さくっと以下のようにすれば実現したいことはできます。
setenv DISPLAY :0
Xvfb :0 -screen 0 1152x864x24 &
twm &
x11vnc -display :0 -geometry 1152x864 -forever

はい、失敗でした。そもそもXvfbがXフォントサーバを必要とするようで。XDMCP等と変わらないですね…
タグ:Xorg

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