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XOrg 7.4 for FMV-BIBLO(FMVNB55HV) その1 [FreeBSD]

FreeBSDは長くサーバとしてしか使っていませんでしたが、久々にクライアント環境を構築してみます。今回の対象は2004年に購入したFMVです。グラフィックチップは「ATI Radeon RS200 Mobility IGP 340M」です。
さてさて、XOrg 7.4からはマウスやキーボードの制御がhal依存となったそうですが、これが最初の難関です。FreeBSDの場合、/usr/ports/UPDATINGなどを参考にすると、rc.confに以下が必要になります。halに制御させるので、mousedは起動しないようにします。
# rc.conf
hald_enable="YES"
dbus_enable="YES"
moused_enable="NO"
moused_nondefault_enable="NO"

次にxorg.confでは、rgbパスが不要になったこと、halに制御を任せるのであればServerFlagsに以下の記載をするのと、InputDeviceのデバイスを/dev/psmにすることです。
# xorg.conf
Section "ServerFlags"
    Option "AllowEmptyInput"  "off"
    Option "AutoAddDevices"   "off"
EndSection

Section "InputDevice"
    #Option     "Device" "/dev/sysmouse"
    Option      "Device" "/dev/psm0"
EndSection

後は既存のxorg.confがほぼそのまま流用できるようです。
…が。うちのFM-Vの場合、radeonドライバだとX終了時にフリーズしてしまうようなのです。vesaドライバではフリーズしなくなりますが、画面サイズが800x600になってしまいます。どうしましょう?
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