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rsyncで同期を取る (2021/03/25、CentOS 8.3) [Linux]

Citrix Hypervisor上のFreeBSD上でSambaサーバを立てていましたが、明らかにCitrix Hypervisor上のLinuxの方が速度が出るので、使い勝手を考えLinuxをメインのSambaサーバにすることにしました。(裏切り者とか言うなかれ)

ただ、バックアップ等を含めた冗長化の仕組みは欲しいもので、Linuxは特にこのあたりが心配です。ファイルシステムが高速化重視のため、クラッシュした際は完膚なきまでにズタズタになると聞いたことがあります。Linuxでもカーネルが提供するRAID1が使えるようですが、論理的に破壊されたディスクをミラーリングしても意味がないので、もうちょっと良い仕組みが必要です。

そこでは私は考えました。
仮想環境を生かし、FreeBSDとLinuxでrsyncすれば良いではないか。Sambaで公開しているディレクトリをrsyncで同期するようにし、FreeBSDでもSambaを立ち上げ、LinuxでもSambaを立ち上げるのです。当然、どちらの宛先でもアクセスできます。同期頻度は6時間に1回(後に12時間に1回に変更)としました。

Linuxを主、FreeBSDを従とすることで、FreeBSD側が12間毎のバックアップのようになります。

なかなかのシステム設計と言いたいところですが、いざrsyncしようとするとエラーで弾かれてしまいます。rsyncコマンド・オプションは以下を参考にしており、特に問題はありません。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1702/02/news031.html

結果から言うとSELinuxによるアクセス制御だった訳ですが、どうにも直し方が分からない。SELinux自体を無効にする方法もありますが、何か負けたような気がして気が進みません。そして調べること半日。
「setsebool -P rsync_full_access 1」を以下のWebページで発見してうまくいくようになりました。
https://www.systutorials.com/docs/linux/man/8-rsync_selinux/

パラメータを見て分かる通りFullアクセスを有効にしているので、SELinux無効化とさほど変わらないかもしれません。できる形、分かる形で、小さなところからコツコツ始めるのが第一歩だと思います。



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