OpenBSDでbaserCMSを動かす (OpenBSD 6.5R、2019/09/10) [OpenBSD]
とりあえず表面的ですが、OpenBSD上でbaserCMSが動きました。基本的にはWebに転がっているインストーラを展開して設置するだけです。ただ不親切なのは、主流が4.x系なのに、インストール解説ページは2.x系向け、3.x系向けしか用意されていませんでした。
一つ面白いと思ったのは、OpenBSDの思想だと思うのですが、X系のライブラリが不足してインストールで詰まりました。これはFreeBSDであれば、X系のライブラリまでがportsの依存関係に含まれていて、必要なものは自動で再帰的にインストールしてくれるのですが、OpenBSDの場合はそういった依存関係はなく、ベースシステムに含まれるXorgが全てのようです。
もっとわかりやすく言えば、私はXorgを使わないのでX関係は不要だと思い、OpenBSDの最初のインストール段階でXorgに関係するものを全て“外して”インストールしたのですが、後(≒pkg_add)になって必要になったということです。
再度OpenBSDのインストール工程を行い、「Install」ではなく「Upgrade」でX関係を導入し、事なきを得ました。
baserCMSが動き始めると初期チェックでgdライブラリがないと言われます。以下のようにphp-gdをインストールすれば良いのですが、そのままではphp -mの一覧には出てきません。
これは/etc/php-7.3.iniを編集する必要があります。少し分かりにくいのは、gd2のひな形は用意されているのですが、gdは用意されておらず、自身でgdの行を独自に追加してあげる必要があることです。他にもextension=mysqliなどはWordPressで必要になった際に有効にしています。
なお、baserCMSは小規模運用の場合sqliteでもいけるようなので、個人ブログ程度ならそういった運用もありかもしれません。
一つ面白いと思ったのは、OpenBSDの思想だと思うのですが、X系のライブラリが不足してインストールで詰まりました。これはFreeBSDであれば、X系のライブラリまでがportsの依存関係に含まれていて、必要なものは自動で再帰的にインストールしてくれるのですが、OpenBSDの場合はそういった依存関係はなく、ベースシステムに含まれるXorgが全てのようです。
もっとわかりやすく言えば、私はXorgを使わないのでX関係は不要だと思い、OpenBSDの最初のインストール段階でXorgに関係するものを全て“外して”インストールしたのですが、後(≒pkg_add)になって必要になったということです。
再度OpenBSDのインストール工程を行い、「Install」ではなく「Upgrade」でX関係を導入し、事なきを得ました。
baserCMSが動き始めると初期チェックでgdライブラリがないと言われます。以下のようにphp-gdをインストールすれば良いのですが、そのままではphp -mの一覧には出てきません。
OpenBSD# pkg_info -Q gd php-gd-7.3.9 (installed) OpenBSD# locate gd /usr/local/lib/php-7.3/modules/gd.so OpenBSD# php-7.3 -m [PHP Modules] bcmath calendar Core...
これは/etc/php-7.3.iniを編集する必要があります。少し分かりにくいのは、gd2のひな形は用意されているのですが、gdは用意されておらず、自身でgdの行を独自に追加してあげる必要があることです。他にもextension=mysqliなどはWordPressで必要になった際に有効にしています。
;extension=gd2 extension=gd extension=mysqli extension=pdo_mysql extension=pdo_sqlite
なお、baserCMSは小規模運用の場合sqliteでもいけるようなので、個人ブログ程度ならそういった運用もありかもしれません。
タグ:PHP
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