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Elasticsearchの導入 その2 (FreeBSD 11.1R、2018/06/25) [FreeBSD]

Kibanaのサービスが起動すれば、Webインタフェースでアクセスできるようになります。http://x.x.x.x:5601/でアクセスできるようになっているはずです。…が、次なる関門となります。

https://discuss.elastic.co/t/kibana-6-login-is-currently-disabled/107675
上記のページにある通り、Login is currently disabled.と表示され、ログインすることができません。これはX-Packの実装するセキュリティ機能の一つのため、正しい動きになります。
その根本原因は、elastic、kibana、logstashで正常なクレデンシャル連携(パスワード連携)が取れていないことです。そして、それは/usr/local/lib/elasticsearch/bin/x-pack/setup-passwordsで設定することになっています。

が、下記のようになりここで行き詰まってしまいました。何をどうやっても実行できないのです。
root@mybsd:~ # /usr/local/lib/elasticsearch/bin/x-pack/setup-passwords
/usr/local/lib/elasticsearch/bin/x-pack/setup-passwords: Command not found.
中身は単純なスクリプトっぽいのですが…と試行錯誤しながら格闘すること2時間。ん?あれ?一行目が「#!/bin/bash」ってなってることに気付いて、修正して再実行。FreeBSDはtcshがデフォルトシェルのため、/bin/bashは存在しないのです。
修正してもCommand not found.は出続けるので、シェルスクリプト内部で参照されている外部シェルスクリプト(例えばx-pack-security-envなんかも)を全部追っかけて修正したところ、ちゃんと動くようになりました。

動けば、他で解説されているWebページ通りの動きです。パスワードをサクッと設定します。kibana.ymlの設定変更も忘れずに行います。
root@mybsd:/usr/local/etc/kibana # cat kibana.yml

# If your Elasticsearch is protected with basic authentication, these settings provide
# the username and password that the Kibana server uses to perform maintenance on the Kibana
# index at startup. Your Kibana users still need to authenticate with Elasticsearch, which
# is proxied through the Kibana server.
elasticsearch.username: "elastic"
elasticsearch.password: "*********"

とりあえず今日はここまで。ちゃんとログインできるようになり、こんな画面が表示されるようになりました。
20180625_kibana.jpeg



タグ:elasticsearch
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