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BOINCで世の中に貢献する その2 (FreeBSD 10.1R、2014/11/24) [FreeBSD]

FreeBSDが10.1Rになったのでboincの導入に再チャレンジしてみました。さすがpkgは楽チンですね。
root@mybsd:~ # pkg search boinc
boinc-astropulse-6.01_10
boinc-client-7.2.33_6
boinc-setiathome-v7-7.00_5
boinc-simap-5.10.5.09_7
boinc_curses-0.2.2_1
root@mybsd:~ #
root@mybsd:~ # pkg install boinc-client
root@mybsd:~ # pkg install compat9x-amd64

boincは少し前に一新されており、世のWebページで管理コマンドが「boinc_cmd」と表記されているものは古い情報、「boinccmd」と表記されている情報は新しい情報と思って良いようです。
ちなみに、比較的長い文字列のコピー&ペーストが必要であったりするので、GUIがあった方が良いようです。私はWindowsですでにboincクライアントを動かしていたので、アカウント作成といった面倒なことは全てWindows側で済ましてしまっています。なので、純粋にFreeBSDだけでboincに参加している訳ではないです。
※compat9x-amd64については、その3で書いていますが、面倒なので先に導入しておきましょう。

まず、pidファイルは所有者が不適当なので直しておきます。
root@mybsd:~ #  chown boinc:boinc /var/run/boinc_client.pid
root@mybsd:~ #
root@mybsd:~ # cat /etc/rc.conf
boinc_client_enable="YES"
root@mybsd:~ #
root@mybsd:~ # /usr/local/etc/rc.d/boinc-client start

この記事を作成する前提として、下記を前提(実施済み)としています。参考にする人はご注意を。
・Windows上で該当プロジェクトのアカウントを作成済み
・上記に従い、個人を識別するアカウントキーは発行済み

今回は、FreeBSDのアイコンが表示されているMilkyway@homeに参加することにします。(対応状況にFreeBSDのアイコンが表示されているので、おそらくネイティブバイナリで実行可能なのではないかと勝手に推測。誰か詳しく教えて下さい。)
参加することにしますと言っておきながら、Windows上でアカウントを作成し、アカウントキーまで発行されているところが出発点でした。
なのでFreeBSD上では、参加済みのプロジェクトに対して、該当PC(FreeBSD)をクライアントに追加するだけです。コマンドの詳細についてはここが分かりやすいです。
http://www.maruko2.com/mw/boinc
root@mybsd:~ # su - boinc
$
$ boinccmd --project_attach http://milkyway.cs.rpi.edu/milkyway/ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
$
とまぁ、これでおしまいです。細かいプリファレンスの設定(どの程度CPUを割り当てるかなど)はWeb上で行って下さい。
ちゃんとできれてれば、topコマンドで上位に来るはずです。
root@mybsd:~ # top
  PID USERNAME    THR PRI NICE   SIZE    RES STATE   C   TIME    WCPU COMMAND
 1875 boinc         2 155  i31 31208K  9428K nanslp  0  70:01 100.00% milkyway_separation
 1880 boinc         2 155  i31 31208K  9432K nanslp  1  68:55 100.00% milkyway_separation

タグ:boinc
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