GPT採用時のgmirrorセットアップがうまくいかない (FreeBSD 9.3R、2014/08/10)

FreeBSD 9.3R(amd64)を再インストールする際、MBRをGPTに変えてみました。インストール・動作自体は全く以て問題ないのですが、gmirrorでミラーリング化する際に問題が発生しました。
gmirrorはFreeBSD8系時代から何度も設定しているので、設定方法を含めて知っています。また、MBRがGPTに変わっても基本的に設定方法の差異もありません。強いて言うのであれば、MBRはディスク単位のミラー設定だったのが、GPTではスライス単位のミラーになっている、ということぐらいです。（スライス単位になるため、ミラー先ディスクにパーティーションテーブルの移植などの追加作業は必要となります）

↓このあたりを参考にさせて頂きました
http://uls.self.jp/blog/freebsd/archives/2012/01/freebsd-90gpt.html

順調に進むかと思いきや…、Live CD!で起動しているにもかかわらず、なぜかディスクのブートパーティーション「だけ」、gmirrorでエラーとなって設定を受け付けてくれません。kern.geom.debugflags=16も試しましたが、全くのダメ。

gmirror: Can't store metadata on /dev/ada0p2: Operation not permitted.

いろいろと情報を探しましたが、明確な解決策は見当たりません。というより、海外を含め、他の環境では問題が起きているようには見えないようなんですよね。みなさんうまくいってらっしゃる。MBRだとうまくいくので、結局、MBRに戻してセットアップしました。

その後、気になったのでVirtualBoxでディスク2本の仮想環境を作り、GPTでのgmirror設定を試してみました。そうしたら何の問題もなくうまくいってしまいました。
環境の差異は何か？　というと思い当たるのは1つしかありません。インストールメディアです。私の本番環境では、USBメモリスティック（USBブート）を使用してインストールを行っています。VirtualBoxではUSBブートが使えないため、インストールCDを使って（マウントして）CDブートを実施していました。
差分と言えば本当にこれぐらいしか…。次の本番環境のインストールの際は、CDブートで試してみようかと思います。

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