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postfix 2.10.2を設定してみる その4 (FreeBSD 9.2R、2014/01/02) [FreeBSD]

メールのエイリアス設定は、下記ファイルで設定できます。
root@atom:~ # cat /etc/mail/aliases
…
bin:    root
bind:   root
daemon: root
games:  root
…

これはbinやbind宛てに来たメールは、root宛てに読み替える(差し替える)という意味になります。外部からのメールにも対応します。外部の人間にとっては、そのメールアドレスがエイリアスアドレスかどうかは判別できません。
エイリアスの実体をhoge@gmail.co.jpのように書けば、(メールデーモンの設定がちゃんとされている前提で)組織外であってもきちんと読み替え(=転送)してくれます。

1つの実アカウントに対して複数のエイリアスを作成することができるというのは、まぁつまり、メールアドレスを手軽かつ無制限に作ることができるということです。
無論、悪用厳禁なのですが、私はインターネットは性悪説と考えているのでいろいろと有効活用しています。簡単に言うと、信頼が置けないWebサイトであったり、広告が送りつけられるようなサイトへのメールアドレス登録は、全てエイリアスメールアドレスにしています。…登録先が解るようにして。(広告が送りつけられるような場合は、メーラでそのメールの配信先をゴミ箱に…おおっと!)
例えばYahoo!であれば(別にYahoo!に敵意はありません)、alias-yahoo@~みたいな感じですね。
その結果、倒産(事業譲渡?)したオンラインゲームに登録していたエイリアスメールアドレスが流出したのもバッチリ解りました。そういう時はエイリアスを消してしまえば、実質被害はゼロです。

なお、/etc/mail/aliasesはデータベース化する必要があるので、/etc/mail/aliasesを編集した後は、newaliasesコマンドの実行を忘れないようにして下さい。
root@atom:~ # newaliases
root@atom:~ #

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