中古バイクショップ ホワイトベース その1 （2013/10/16） [雑記]
ホワイトベースというバイク屋を知っているでしょうか。東村山に店舗のあるバイク屋なのですが、インターネットを活動の主体とする、まぁ、いわゆる今風の中古バイク屋です。
この店の面白いところは、インターネットメディアを最大限に活用しているところでしょう。全ての価格情報はGooBike（http://www.goobike.com/shop/client_8502385/）で管理をしており、さらに個々のバイクについてYoutube（https://www.youtube.com/user/techkika）で紹介をしています。紹介は一つのバイクにつき10分から15分程度で、エンジンの始動性や傷の有無、改造箇所などを分かりやすく商品説明をしています。（また後述しますが、それ以外にも店長による趣味の動画が多数公開されていたりまします。）
一般に雑誌や写真でバイクを掲載する場合、静止画となってしまいます。現物、あるいは状態を確認したければ、電話で聞いたり店舗に足を運ぶ必要があります。
それを一概に悪いことだとは言いませんが、やはり面倒ですし、足を運んで現物を見た結果、無駄足となる可能性も大いにあります。中古バイクを買うのであれば、何店か回って最良のもの（安くて極力状態の良いもの）選ぶ必要があるためです。
ホワイトベースでは、Youtubeの動画で、始動性を見せたりエンジンの火入れを見せています。もちろん、アイドリング時のエンジン音を確認することもできます。買い手としては、自宅にいながら有力な判断材料が入手できるわけで、非常にありがたいです。
前述のような特性から、（ネット上の仮想的な）来客率は高くなりますし、販売機会の増加や広告費の削減ということで、コストの低減を図ることができます。まぁ、厳密には利益率の設定やその他の工数も含め、総合的に考える必要があるのですが、安い販売価格に設定されているのは事実のようです。
価格の安さというのもインターネットというメディア上では大きな武器となります。“安い順に並べる”といった操作はインターネット広告の最も得意とするところなのです。
※補足※私はバイクを中古で購入検討したことがないので、安いというのは伝聞です。私自身が実際に価格調査した訳ではないです
店長の二宮さん曰く、バイクの修理は非常に複雑で、かなり面倒とのことです。少なくとも自動車修理の比ではないとのことです。
中古バイクの販売にあたり、当然、販売後に不調を訴えるバイクもあるでしょう。有償修理という形になったとしても、少なくとも販売した以上はなんらかの責任をとる必要があります。
少なくともホワイトベースは修理を得意とするような店には見えません。そう考えると、販売後に極力、不調をきたさないようにして売るのが賢い売り方と思います。そうすることによって多少の追加コストが発生するにしても、保険と考えれば良いでしょう。
まぁ、思惑通りと言うべきかもしれませんが、ホワイトベースでは、有償ですが簡易整備オプションとテスト走行オプションがあります。買い手としても、やってもらえるのであれば、オイル交換、バッテリー交換等の簡易整備オプションはお願いしておきたいところですし、店側にとっても可能な限り商品を良い状態で提供できるということで、売り手と買い手、うまい具合にWin-Winの状態を形成できているのではないかと思います。
また、その他、二宮さんによるバイク技術の解説や、個人的なネットラジオの配信などもYoutubeに公開されています。こちらは趣味の範囲なのかもしれませんが、店長の人柄を前面に感じることができますし、良い意味で集客・販促材料になっているのではないかと思います。
二宮さんが主催するツーリングイベントは、毎回、非常に多くの人が集まるようです。
一応、批判的な意見（販売手法自体に対する批判ではないです）についても触れておきます。
インターネットの掲示板等では、二宮さんに対し、Wikipediaによるにわか仕込みの知識だ、バイクの解説は適当なことを言っていることがある、間違ったことを言っていることがある、などという指摘があります。私はバイクの知識は豊富ではありませんので、私自身で真偽の判断はできませんが、掲示板での指摘根拠を読む限り、確かにそういった側面もあるようです。
ただ、私はそれでもいいんじゃないかと思います。人間、完璧ではありませんし、そもそもバイク屋だからといって全てのバイクに精通している訳でもありません。日々勉強するという姿勢があれば、私はそういったものはご愛敬の範囲かなと思っています。
というわけで、ホワイトベースは面白いと思います。
ただし！ 販売手法の実体は、業者オークションで仕入れたバイクをあまり手を掛けずに商品化し、多売薄利で回転させるという形態のようなので、ある程度バイクの知識を有した中級者以上に向いたお店かもしれません。（店長のセールストークで、必要以上に敷居が下がっているかな、という印象を受けます）
機会があれば私も店にお邪魔するかもしれませんね。その時は宜しくお願い致します。
この店の面白いところは、インターネットメディアを最大限に活用しているところでしょう。全ての価格情報はGooBike（http://www.goobike.com/shop/client_8502385/）で管理をしており、さらに個々のバイクについてYoutube（https://www.youtube.com/user/techkika）で紹介をしています。紹介は一つのバイクにつき10分から15分程度で、エンジンの始動性や傷の有無、改造箇所などを分かりやすく商品説明をしています。（また後述しますが、それ以外にも店長による趣味の動画が多数公開されていたりまします。）
一般に雑誌や写真でバイクを掲載する場合、静止画となってしまいます。現物、あるいは状態を確認したければ、電話で聞いたり店舗に足を運ぶ必要があります。
それを一概に悪いことだとは言いませんが、やはり面倒ですし、足を運んで現物を見た結果、無駄足となる可能性も大いにあります。中古バイクを買うのであれば、何店か回って最良のもの（安くて極力状態の良いもの）選ぶ必要があるためです。
ホワイトベースでは、Youtubeの動画で、始動性を見せたりエンジンの火入れを見せています。もちろん、アイドリング時のエンジン音を確認することもできます。買い手としては、自宅にいながら有力な判断材料が入手できるわけで、非常にありがたいです。
前述のような特性から、（ネット上の仮想的な）来客率は高くなりますし、販売機会の増加や広告費の削減ということで、コストの低減を図ることができます。まぁ、厳密には利益率の設定やその他の工数も含め、総合的に考える必要があるのですが、安い販売価格に設定されているのは事実のようです。
価格の安さというのもインターネットというメディア上では大きな武器となります。“安い順に並べる”といった操作はインターネット広告の最も得意とするところなのです。
※補足※私はバイクを中古で購入検討したことがないので、安いというのは伝聞です。私自身が実際に価格調査した訳ではないです
店長の二宮さん曰く、バイクの修理は非常に複雑で、かなり面倒とのことです。少なくとも自動車修理の比ではないとのことです。
中古バイクの販売にあたり、当然、販売後に不調を訴えるバイクもあるでしょう。有償修理という形になったとしても、少なくとも販売した以上はなんらかの責任をとる必要があります。
少なくともホワイトベースは修理を得意とするような店には見えません。そう考えると、販売後に極力、不調をきたさないようにして売るのが賢い売り方と思います。そうすることによって多少の追加コストが発生するにしても、保険と考えれば良いでしょう。
まぁ、思惑通りと言うべきかもしれませんが、ホワイトベースでは、有償ですが簡易整備オプションとテスト走行オプションがあります。買い手としても、やってもらえるのであれば、オイル交換、バッテリー交換等の簡易整備オプションはお願いしておきたいところですし、店側にとっても可能な限り商品を良い状態で提供できるということで、売り手と買い手、うまい具合にWin-Winの状態を形成できているのではないかと思います。
また、その他、二宮さんによるバイク技術の解説や、個人的なネットラジオの配信などもYoutubeに公開されています。こちらは趣味の範囲なのかもしれませんが、店長の人柄を前面に感じることができますし、良い意味で集客・販促材料になっているのではないかと思います。
二宮さんが主催するツーリングイベントは、毎回、非常に多くの人が集まるようです。
一応、批判的な意見（販売手法自体に対する批判ではないです）についても触れておきます。
インターネットの掲示板等では、二宮さんに対し、Wikipediaによるにわか仕込みの知識だ、バイクの解説は適当なことを言っていることがある、間違ったことを言っていることがある、などという指摘があります。私はバイクの知識は豊富ではありませんので、私自身で真偽の判断はできませんが、掲示板での指摘根拠を読む限り、確かにそういった側面もあるようです。
ただ、私はそれでもいいんじゃないかと思います。人間、完璧ではありませんし、そもそもバイク屋だからといって全てのバイクに精通している訳でもありません。日々勉強するという姿勢があれば、私はそういったものはご愛敬の範囲かなと思っています。
というわけで、ホワイトベースは面白いと思います。
ただし！ 販売手法の実体は、業者オークションで仕入れたバイクをあまり手を掛けずに商品化し、多売薄利で回転させるという形態のようなので、ある程度バイクの知識を有した中級者以上に向いたお店かもしれません。（店長のセールストークで、必要以上に敷居が下がっているかな、という印象を受けます）
機会があれば私も店にお邪魔するかもしれませんね。その時は宜しくお願い致します。
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