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Samba4 nmbdクラッシュ(FreeBSD 10.3R、2017/04/18) [FreeBSD]

Samba4を、samba42-4.2.14からsamba42-4.2.14_1にアップデートしたら、nmbdがクラッシュするようになってしまいました。log.nmbdにSignal 11 in 4.2.14 sambaとログが残り、どうやっても起動しません。
アップデートが直接的原因なのは明らかなので、対象パッケージを再インストールしてみましたが変化せず。つい先日まで動いていたとは言え、コンフィグに何か問題を抱えているのではないかと思い、testparmを実行してもやはり問題なし。portsから、converters/libiconvにcp932対応パッチを当てて再インストールして変化なし。
そして、頼みの綱であるWebを探しても同様事例の報告なし。

Sambaはログレベルという設定があり、数字を増やせば増やすほどデバッグメッセージに近いログが残るようになります。とりあえず0 → 3 → 5 → 8と段階的に上げてみましたが、特に有益はログは残りません。理由もなしに突然Signal 11でクラッシュしています。

んー困りましたね。ここまでやってダメなら半ばお手上げです。
次に私の取る手としては、バックアップコンフィグを残し、現行コンフィグから怪しい部分を順番に消していて行くことです。もしクラッシュのトリガとなっている設定があれば、それを消した時点で正常起動にするようになるはずです。

...結局、コンフィグを全部消すことになり、最終的に空っぽのコンフィグになりましたがクラッシュしました。

というわけで設定の問題ではありませんでした。
バイナリやライブラリとの連携失敗など、完全にどうにもならない領域での事象であることがはっきりとしました。

こうなれば取るべき道は一つ。
root@mybsd:/usr/local/etc # pkg search samba
p5-Samba-LDAP-0.05_2           Manage a Samba PDC with an LDAP Backend
p5-Samba-SIDhelper-0.0.0_3     Create SIDs based on G/UIDs
samba-nsupdate-9.8.6_1         nsupdate utility with GSS-TSIG support
samba42-4.2.14_1               Free SMB/CIFS and AD/DC server and client for Unix
samba43-4.3.13_2               Free SMB/CIFS and AD/DC server and client for Unix
samba44-4.4.13                 Free SMB/CIFS and AD/DC server and client for Unix
samba45-4.5.8                  Free SMB/CIFS and AD/DC server and client for Unix
samba46-4.6.2                  Free SMB/CIFS and AD/DC server and client for Unix
環境を入れ替えることです。Samba4.2には見切りをつけることにしました。
portsには開発バージョンが登録されていることも多く、数字上の最新版がベストな選択肢とは限りません。私は安定版を使いたいのです。
ざっと調べた限り、4.5系も4.6系も安定版のようですね。Samba.org公式ページでも4.6.2が安定版との記載があります。コンフィグ構造も基本的に使い回せるようですし、とりあえず入れ替えてみました。

はい、無事起動しました。WindowsからのCIFSアクセスも問題ないようです。次は4.6で導入された設定(チューニング系統)を弄ってみたいですね。
タグ:samba
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