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auひかりのホームゲートウェイを置換する その7 (2017/01/26) [ネットワーク機器]

auひかりのインターネット接続仕様はよく分からないので、やり方を変えることにしました。とりあえずCISCOルータをHGWのLAN側にぶら下げ、さらにCISCOルータのスイッチポートに別のネットワークセグメントを作ることにします。

HGW:
 ・ほぼ初期構成
 ・LAN側にCISCOルータをぶらさげる
 ・CISCOルータのLAN側に設定した新規NWアドレスを、スタティックルートで設定

CISCOルータ:
 ・LAN側に新規VLANを作成
 ・新規VLANにIPv4アドレスをアサイン
 ・LAN側でDHCPサーバを動作させる

ま、ここまでは普通です。PCを接続し、問題なく使えることを確認しました。
ここでふと疑問に思ったのです。CISCOルータをISPに繋ぐにあたり、DHCPv6 pdのコンフィグを作り込んだが、そのコンフィグを適用したらどうなるのだろう、と。なお、HGWのLAN側IPv6の設定は、設定4 [RA:プレフィックス配布 DHCPv6:プレフィックス/IPv6アドレス配布]を選択してあります。

結果。新規の/64グローバルアドレスが払い出されました。

ちょっとびっくりしました。もともとHGWに/64のグローバルアドレスを委譲されていますが、(連番ではあるものの)それとは異なる/64が新規に割り当てられたのです。サブネットではありません。
このままパソコンを繋げば、DHCPv6のアドレスをCISCOルータから払い出されることでしょう。が、よく考えてみて下さい。HGW視点に立ってみれば、自分の配下に新たなIPv6セグメントが委譲されたことなど知らないはずなのです。ましてやルーティングテーブルもないのです。

…でも、パソコンからIPv6でインターネットに繋がりました。

意外とステキな仕様なんですね、auひかりって。私がauひかりを導入してから5年以上経ちますが、当時からこんな仕様だったのでしょうか。この接続形態が安定するのであれば、CISCOを一番有効活用できる接続形態なのではないでしょうか。

なお私の推測ですが、HGWがDHCPv6 pdに関するパケットををISPにプロキシ中継しているような気がします。その結果、ネットワークアドレスはISP承認の正規IPv6ネットワークアドレスが新規払い出され、HGWはそのやりとりをスヌーピングすることで、新設委譲セグメントの存在を知り、自動的にルーティングテーブルが生成されたのではないでしょうか。
とりあえずやましい使い方はしていないはずなので、怒られるようなことはないと信じています。(どうせIPv6アドレスなんて湯水のごとく余ってるでしょうし)
タグ:auひかり cisco
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