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お名前.com VPS契約 その1 (FreeBSD 9.2R、2014/02/03) [仮想化]

思い起こせば2011年3月。東北地方太平洋沖地震が発生した時のことですが、関東はまるまる輪番停電となってしまい、自宅サーバの稼働維持に難儀したものです。自宅サーバとは言っても、独自ドメイン(DDNS)によるメールサーバを立てて運用していましたので。
そこで、…といっても2013年になってからですが、VPSを導入してみることにしました。VPSとは「バーチャル・プライベート・サーバ」の略で、仮想的に提供されるサーバハードウェアに、OSのインストールから運用までを契約者の自由にさせてもらえる契約形態のサービスです。まぁ、ざっくり言うとIaaS型サービスですね。

目的は下記の通りです。
 ・FreeBSDを使いたい。メールサーバとして稼働させたい
 ・災害(輪番停電、地震)に影響されたくない
 ・グローバルIPアドレスを取得する
 ・独自ドメインを取得する(オプション)
 ・24時間稼働となっている自宅サーバの電源を落とし、電気代を減らしたい

VPS業者はいろいろとあるようなので、とりあえず下記条件で絞り込んでしました。
 ・基本性能値は高い方が良い(同価格なら、より多CPUコア、より多メモリ容量)
 ・極力安価
 ・FreeBSDが導入できること(実績があること)

といったところで探してみて、下記3つが選考に残りました。CloudCore VPSはちょっと高かったので除外するとして、価格的にさくらVPSかお名前.com VPSか迷いました。が、どこかのWebサイトのベンチマーク情報より、お名前.com VPSの方がちょっと良い性能だったことと、当時さくらVPSがいろいろと障害を起こしていたので、最終的にお名前.comに決めました。
 ・さくらVPS
 ・お名前.com VPS
 ・CloudCore VPS(KDDI系)

メモリ2GBプランで初期費用無料キャンペーンをやってたりしましたが、GUIを使わないことや、処理量の少ないメールサーバであることから、一番下のメモリ1GBプランを選択することにしました。長期契約とすることで多少の割引も効くようですが、とりあえず何もかもが初めてで見通しも不明なので、6ヶ月の契約としました。(5,315円/6ヶ月)

管理画面はこんな感じ。
20140204_ONAME-VPS_01.jpg

個別サーバの画面。お知らせなどが掲載されます。FreeBSD 10.0Rの対応早いですね。
20140204_ONAME-VPS_02.jpg

コンソール画面は初期セットアップ用ですね。sshの設定が終われば、以降はsshで管理すると思います。単純にコンソール画面を転送しているだけなので、サーバがオフライン(シングルユーザモードを含む)であってもここからちゃんと操作できます。
20140204_ONAME-VPS_03.jpg

統計情報です。そもそも負荷を掛けていないのであんまり見ていません。
20140204_ONAME-VPS_04.jpg

とまぁ、こんな感じです。Virtioに対応しているので、FreeBSD側も設定してあげれば、劇的な速度向上を図ることができます。使ってみた感想は、なかなか良いと思います。ハードウェアリソースを他人と共有しているためか、たまにssh接続時のレスポンスが重くなったりしますが、そういうものだと思って使っています。FreeBSDの安定度も特に何もなく、普通に動いています。(カーネルパニック等は経験なし)
肝心のローカルFreeBSDサーバですが、sambaファイルサーバやDHCPサーバになっていたりするので、結局24時間稼働というのは変わっていなかったり。
タグ:VPS
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